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為替こうみる

為替こうみる:株式市場の動揺でドルと円の力は拮抗か=三菱UFJ銀 内田氏

米雇用統計の結果では、改善ペースそのものについては勢いがなくなってきていることが確認された。ただ、失業率は4%を下回り、米連邦準備理事会(FRB)は、雇用の改善が続くものとして、今後はインフレ対応に注力するのではないか。そうした中、マーケットでは3月の利上げ開始が意識され、株式市場は動揺している。

FOMCこうみる:利上げ前倒し初動は成功、ドル円は120円方向に=三井住友銀 宇野氏

完全にタカ派の内容で、本来は株が売られ金利は上昇してしかるべきだが、市場は逆の動きとなった。利上げは前倒しされたものの、実際にはまだ着手していない。バランスシートへの言及もあったが、これも利上げ後の話なので、現実味がない。アナウンスメントをすることで市場に耐性をつけることができるので、初動としては成功したということだろう。

FOMCこうみる:米金利上昇は限定、ドル円の年初来高値更新は来年か=野村証・後藤氏

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は、テーパリングの加速はおおむね予想通りだったが、来年3回の利上げ示唆は予想よりも若干タカ派化したと捉えている。ただ、パウエル議長の議会証言以降、タカ派シフトの懸念は高まっていたので、サプライズに対するマーケットの備えは進んでいた。その結果、マーケットの拒否反応は非常に限定的となった印象で、株価は上昇し、米国の短期金利も上がりかけたが、結果的には(金利は)あまり動かなかった。FOMCを無難に消化してイベントリスクも終わったので、警戒感は和らいでクロス円は上昇したようだ。

為替こうみる:FRB議長人事の不透明感払拭、来年に向けドル116─117円へ=野村証 後藤氏

米連邦準備理事会(FRB)議長の人事を巡ってはパウエル議長の再任自体は事前に7割ほどは織り込まれており、特にサプライズではなかった。ただ、それでもブレイナード理事の昇格の可能性が2―3割ありドル買いを躊躇する理由になっていたため、パウエル議長の再任によってFRB人事に関する不透明感が低下したことがドル高につながった。

為替こうみる:年内はドル頭打ちか、中長期的な上昇基調は不変=あおぞら銀 諸我氏

米連邦準備理事会(FRB)議長の続投が決まったパウエル氏や副議長に指名されたブレイナード理事がインフレに対応するとのコメントを受けて、市場では米国の利上げ期待が急速に高まり、ドル/円の上昇につながった。115円にはオプションのトリガーもあったが、その辺をタッチした後もドル買いの動きがみられる。ただ、ここから先はドル/円の上値は重くなってくるとみている。

FOMCこうみる:ドル高継続でも115円抜けには米金利以外の材料必要=モルガン・スタンレーMUFG 杉崎氏

米連邦公開市場委員会(FOMC)ではこれまで一過性であると断言していたインフレの見通しについて「主に一時的と予想される」へと表現を弱めた。また、「パンデミックと経済の再開に関連する需給の不均衡が、一部のセクターで大幅な価格上昇の原因となっている」という一文も付け加えられ、インフレが一過性ではないとの懸念が一段階強まっていることが確認できた。