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本日のマーケット動向

底打ち機運探る、米金利上昇一服で調整一巡も=来週の東京株式市場

来週の東京株式市場は、底打ちの機運を探る展開が見込まれている。サウジアラビアの記者失踪問題など外部環境面では不透明要因が多い。ただ米国による為替条項要求を受けながらも円高が回避されていることや、米金利の上昇一服はポジティブな材料。高バリュエーションのグロース株の調整が一巡すれば、市場の動揺は和らぎそうだ。

〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、一目均衡表の雲領域が下値支持

日経平均・日足は「小陽線」。200日移動平均線(2万2499円75銭=19日)を上回って取引を終えた。下に長いヒゲを引き、下値抵抗感を示している。日足・一目均衡表の雲下限(2万2247円56銭=同)がサポートラインとして機能した。チャート上で昨日から今日にかけて空けたマド(2万2551円67銭─2万2637円29銭)を早期に埋められるかが目先のポイントとなりそうだ。マド埋め後は75日移動平均線(2万2752円14銭=同)が上値のめどとして位置づけられる。ただ東証1部の売買代金は2兆4000億円弱と市場のエネルギーはそれほど高まっておらず、調整に時間を要すれば2万2000円を試す展開も想定される。

〔マーケットアイ〕株式:新興株は軟調、マザーズ売買代金は2カ月半ぶり低水準

新興株式市場では日経ジャスダック平均が4日ぶり反発。東証マザーズ指数は続落した。マザーズの売買代金は8月1日以来、2カ月半ぶりの低水準となった。ただ「センチメントが悪化した中でも、個人投資家の中小型株への選別物色の姿勢がみられた」(国内証券)との指摘が出ていた。個別銘柄ではシノケングループが上昇。イーソル、ロゼッタが大幅高。プリントネットが売られ、UUUMが急落した。

〔マーケットアイ〕株式:日経平均は軟調もみあい、ポジション調整売りで戻り鈍い

日経平均は軟調もみあい、2万2400円付近の値動きが続いている。市場では「日銀のETF(上場投信)買い期待はあるものの、週末を控えたポジション調整も出て売り買い交錯となっている。大型株が総じて軟調な中、利益成長力が高い小型株の一角に買いが入っている」(国内証券)という。

〔マーケットアイ〕株式:前場の日経平均は続落、外部環境の不透明感を嫌気 一時400円超安

前場の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比246円83銭安の2万2411円33銭となり続落した。前日の米国株が、サウジアラビア記者失踪問題や中国景気の先行き懸念などを背景に大幅安となったことで、日本株も幅広く売りが先行。短期筋の先物売りに押され、下げ幅は一時400円を超えた。予想を下回る中国経済指標も嫌気されたが、上海株が下げ渋ったことで、日経平均も前引けにかけて下げ幅が縮小した。

〔マーケットアイ〕株式:日経平均は軟調継続、予想下回る中国指標を嫌気

日経平均は軟調継続、2万2300円台前半で推移している。一時2万2400円台半ばまで戻したが、午前11時に発表された中国の7─9月期国内総生産(GDP)や9月鉱工業生産が予想を下回ったことで売り直される展開となっている。市場では「短期筋の先物売買主導で上下し、内容の薄い相場になっている。ボラティリティーが高く、割安圏でも長期投資家の買いは入りにくい」(国内証券)との声が出ていた。

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