日銀、22日に通常のETFとJ━REITの購入はなし
日銀は22日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)とJ━REITの購入を見送った。
日銀は22日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)とJ━REITの購入を見送った。
来週の東京株式市場は、節目の2万9000円を意識した展開となる見通しだ。高値警戒感はあるものの、過熱感は日柄調整を経て解消されつつあることから、じりじりと上値を追う展開になりそうだとみられている。国内3月期決算企業の第3・四半期決算発表の本格化に伴い、個別物色も活発化しそうだ。
米連邦準備理事会(FRB)が6日に公表した昨年12月15─16日のFOMC議事要旨によると、最大雇用と物価安定の目標達成に向けて「さらに著しい進展が見られるまで」量的緩和を継続することについて、メンバー全員が賛成した。
午前の取引では、週末を控えた海外勢による買い戻しが流入し、ドルは一時103.61円まで上昇したが、午後に入ってドル/円はこう着感を強めている。
正午のドルは前日NY市場終盤の水準と変わらずの103円半ば。アジア株の伸び悩みを受けて、今週に入り強まっていたクロス円の上昇が一服となった。
日経平均は寄り付き直後から200円を超える下げとなり、クロス円は前日来の高値圏で売買が交錯している。予想を上回った消費者物価指数(CPI)を受けて、朝方に一時買われたNZドルも、74円半ばで上値が押さえられている。
きょうの予想レンジはドル/円が103.10―103.80円、ユーロ/ドルが1.2100─1.2200ドル、ユーロ/円が125.40―126.50円付近。
日銀は21日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)とJ━REITの購入を見送った。
米ホワイトハウスは20日、バイデン大統領が22日にカナダのトルドー首相と電話会談を行うと発表した。両首脳は二国間関係やバイデン氏が決定した「キーストーンXLパイプライン」の建設認可取り消しについて協議する。
カナダドル(加ドル)は1米ドル=1.2616加ドル付近と、2018年4月以来の高値圏に張り付いている。加ドル/円は82円付近でしっかり。