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主要ニュース(共同通信)

国交省も管理簿不記載

 国土交通省は21日、首相主催の「桜を見る会」を巡る野党追及本部会合で、内閣府に提出した推薦者名簿の2010~15年度分について、公文書管理法で義務付けられた「行政文書ファイル管理簿」に記載していなかったと明らかにした。「各界功績者(総理大臣等)」として招待された人数が、17年の7595人から18年は約2千人多い9494人に急増したことが、内閣府の提出資料で判明した。

俳優の宍戸錠さんが死去

 「エースのジョー」の愛称で親しまれ、日活アクション映画などで活躍した俳優の宍戸錠(ししど・じょう)さんが東京都世田谷区の自宅で死去したことが21日、警視庁などへの取材で分かった。86歳。大阪市出身。葬儀・告別式の日取り、喪主は未定。

小泉環境相、石炭火力に反対表明

 小泉進次郎環境相は21日の閣議後記者会見で、三菱商事が関わるベトナムの石炭火力発電所の建設計画に反対の立場を表明した。事業を止める権限はないが、地球温暖化対策を妨げるとして問題視されていることを踏まえ「国際社会から批判を浴びながらこのような実態があるのはおかしい。国民、国際社会の理解は得られない」と述べた。

賃上げは成果重視、経団連指針

 経団連は21日、2020年春闘で経営側の指針となる「経営労働政策特別委員会報告」を発表した。経済のデジタル化や国際競争に対応し、年功型賃金と終身雇用を柱とする日本型雇用慣行を見直す必要性を提起。賃上げは前向きな検討が「基本」とし、基本給を底上げするベアも容認したものの、全社員一律に報いる方法だけでなく職務や成果を重視した配分が適切だと記した。

日銀・黒田総裁、景気拡大に自信

 日銀の黒田東彦総裁は21日、金融政策決定会合後の記者会見で、景気拡大に自信を示した。日本経済を支える個人消費は昨年10月の消費税増税後に落ち込んだが、「減少は一時的で、増加基調は維持されている」と述べ、増税の影響は和らぎつつあると説明した。

中国新型肺炎、4人目の死者

 【北京共同】中国湖北省武漢市の衛生当局は21日未明、新型コロナウイルスによる肺炎で男性(89)が19日に死亡していたと発表した。死者は4人目。中国国営メディアによると中国政府は20日、新型肺炎が医療従事者14人にも感染したと明らかにした。人から人に感染するため、帰省や旅行で人の往来が増える春節(旧正月)の連休(24~30日)に、さらに発症者が増えるとの見通しも示した。

立皇嗣礼の饗宴簡素化へ

 政府は21日の皇位継承に関する式典委員会で、秋篠宮さまが皇位継承順1位の皇嗣となったことを国内外に宣言される4月の「立皇嗣の礼」の次第概要を決めた。平成への代替わりの際に行われた1991年の「立太子の礼」と比べ、賓客と食事を共にする「饗宴の儀」の回数や招待者数を削減。立食形式も導入し、簡素化した。

プロ野球、金田正一さんに別れ

 プロ野球国鉄(現ヤクルト)、巨人で歴代最多の通算400勝を挙げ、昨年10月6日に86歳で死去した金田正一さんのお別れの会が21日、東京都千代田区の帝国ホテルで行われ、球界関係者が集まり別れを惜しんだ。

米仏、デジタル課税で休戦

 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は20日、米国などのIT大手を対象にフランスが独自導入した「デジタル課税」に米政府が対抗措置を検討している問題で、両政府が解決を探る協議を年内は継続することでトランプ米大統領と合意したと表明した。フランス側が年末まで課税を凍結する見返りに、米側は報復関税を年内は発動しない。欧州側と関税の応酬に発展する事態は当面回避したとされる。欧米メディアが報じた。

世界の失業率改善止まるとILO

 【ジュネーブ共同】国際労働機関(ILO)は20日、2020年に世界全体で失業者が250万人増える見込みだとの報告書を発表した。失業率は19年から横ばいの5・4%と予想した。米中貿易摩擦による世界経済減速などが背景にある。失業率はリーマン・ショック後の09年から18年まで低下傾向が続いたが、改善が止まったもようだとしている。