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国内社会ニュース(共同通信)

曽我さん「どうしようもない怒り」

 北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(62)が17日、地元の新潟県佐渡市からオンラインで講演し「いまだ解決とはほど遠い状況に、どうしようもない怒りを感じている」と心境を述べるとともに、母ミヨシさん=失踪当時(46)=らの早期救出と拉致問題への理解を訴えた。

北方領土元島民、納沙布から慰霊

 北海道根室市で暮らす北方領土元島民らが17日、納沙布岬の北方領土資料館で、島に眠る先祖の慰霊祭を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大で本年度の4島へのビザなし訪問などがなかったため実施した。

技能実習生、産後復帰わずか2%

 技能実習適正化法施行後約3年間で、妊娠や出産で実習を中断した外国人技能実習生637人のうち、実習を再開できたのは11人で、わずか約2%にとどまることが17日、厚生労働省の調査で分かった。出産後も希望すれば実習を再開できることになっているが、多くは諦めて帰国したとみられる。

投資詐欺の疑いで5人逮捕

 購入した果物や化粧品を海外に転売する事業に出資すれば、配当を上乗せして購入代金を返金するとうたい、現金をだまし取ったとして、愛知県警は17日、詐欺の疑いで、岡山県赤磐市の観光農園経営会社「西山ファーム」=破産手続き中=の元幹部伊藤弘敏容疑者(37)ら5人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

日大理事、受注業者に他社提案書

 日本大学医学部付属板橋病院(東京都板橋区)の建て替え工事を巡る背任事件で、日大理事の井ノ口忠男容疑者(64)が事業者選定の手続き開始前に、受注した都内の設計事務所側に他社の提案書を渡していたことが16日、関係者への取材で分かった。選定の実施要項案も事前に提供した疑いがあり、東京地検特捜部は設計事務所に便宜を図ったとみて詳しい経緯を調べている。

女性刺殺疑い、元夫を逮捕

 兵庫県尼崎市昭和通4丁目のマンション敷地内で住人の医療系事務員森本彩加さん(28)が刺殺された事件で、尼崎南署捜査本部は16日、殺人の疑いで、現場からバイクで逃走した同県西宮市甲子園八番町の集合住宅一室に住む元夫の会社員森本恭平容疑者(33)を逮捕した。「殺すつもりで刺した」と容疑を認めている。

殺人未遂容疑で母親逮捕

 鹿児島県霧島市のアパートの一室で、住人の母親と女児、男の乳児の計3人が血を流して倒れていた事件で、県警は16日、子ども2人への殺人未遂容疑で30代の母親を逮捕した。「子育てに悩んでいた」と容疑を認めており、県警は無理心中を図ったとみている。

事件後は「人いない所へ」

 甲府市で住宅が放火され、住人の井上盛司さん夫婦とみられる遺体が見つかった事件で、次女への傷害容疑で逮捕された少年(19)が、「長女に交際を断られた」という内容の供述をしていることが16日、捜査関係者への取材で分かった。山梨県警南甲府署捜査本部は、少年の一方的な好意が事件につながった疑いがあるとみて調べている。

引き揚げの記憶、後世へ

 平和祈念展示資料館(東京都)は16日、終戦後に旧満州から引き揚げた漫画家らによるオンライン座談会「戦後76年 あの日の記憶をつなぐ」を開いた。「あしたのジョー」で知られるちばてつやさんら4人が当時の生活や過酷な引き揚げ体験を話し「戦争が終わった途端に平和になったわけではない」と、戦後の苦労を訴えた。

医師実刑、二審判決を見直しか

 最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は16日までに、東京都足立区の病院で2016年、手術後の女性患者にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた医師関根進被告(45)の上告審弁論を来年1月21日に開くと決めた。一審の無罪判決を破棄し、懲役2年の実刑とした二審東京高裁判決を見直す可能性がある。