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国内社会ニュース(共同通信)

身代金要求ウイルス拡大

 企業情報をコンピューターウイルスで暗号化して「身代金」を要求するサイバー攻撃の被害が8月以降、日本企業で拡大していることが19日、情報セキュリティー専門家らへの取材で分かった。身代金を払わないと犯人は盗んだ情報の一部を公開し、さらに金銭を要求する。工場停止など生産への影響も出ている。

県警の鑑定官が歯型取り違え

 滋賀県で昨年9月に乳児の腕にかみつきけがを負わせたとして傷害罪に問われた母親=当時(20)=の公訴(起訴)が取り消された問題で、県警が母親のものとした歯型は、県警の鑑定官が1人で鑑定し取り違えていたことが19日までに捜査関係者への取材で分かった。

一時保護の58%が虐待原因

 昨年4~7月の4カ月間に一時保護が終了した事例について、厚生労働省が全国219の児童相談所に原因を尋ねた結果、虐待を原因とする保護が約58%(速報値)に上ることが18日、分かった。同省が同日開かれた一時保護に関する検討会で明らかにした。

歯型と傷跡不一致、起訴取り消し

 滋賀県で昨年9月に乳児の腕にかみつきけがを負わせたとして母親が傷害容疑で逮捕、起訴された事件があり、大津地検は18日、母親に対する傷害罪の起訴を取り下げたと明らかにした。母親の歯型と、乳児の腕に残っていた傷痕が一致せず、母親は実行行為者ではないと判断した。大津地裁は同日、公訴(起訴)棄却の決定を出した。

ジャパンライフ、マルチ商法駆使

 磁気健康器具の預託商法を展開した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で、同社が「カウンセラー制度」と称して一部の顧客に報酬を支払い、知人らを勧誘させるマルチ商法(連鎖取引販売)を駆使していたことが18日、捜査関係者などへの取材で分かった。同社が2017年3月時点で約338億円の債務超過に陥っていたことも判明。その後も制度を継続し、集金活動を加速させていた。

覚醒剤購入誘い「偽物」を販売

 会員制交流サイト(SNS)で覚醒剤の購入を呼び掛け、使用を唆したとして、愛知県警薬物銃器対策課などは18日、麻薬特例法違反(あおり、唆し)の疑いで、同県春日井市に住む私立大4年の男子学生(21)を書類送検した。同課によると、実際には氷砂糖やハッカなどで作った「偽物」を販売。調べに「10万円以上稼いだ」と話しているという。

彫師増田さん「感謝でいっぱい」

 医師免許を持たずに客にタトゥー(入れ墨)を施したとして医師法違反の罪に問われ最高裁が二審の逆転無罪判決を支持、検察側上告を棄却して無罪が確定的になった彫師増田太輝さん(32)=大阪府吹田市=は18日、大阪市内で記者会見した。増田さんは「皆さまの力があってこの結果につながった。感謝の気持ちでいっぱい」と喜んだ。

スナックで「朝鮮かかってこい」

 兵庫県サッカー協会の事務局長だった男性が今年3月、神戸市内のスナックで居合わせた兵庫県朝鮮サッカー協会の男性幹部とトラブルになり「朝鮮、かかってこい」と発言していたことが18日、県サッカー協会への取材で分かった。事務局長だった男性は発言を認め、その後「個人的な理由」で辞任した。

関西みらい銀行、偽造書類で融資

 関西みらい銀行は18日、和歌山支店の一部行員が取引先の住宅販売会社の持ち込んだ住宅ローンの審査書類の偽造を知りながら融資を続けていたと発表した。2005年2月から19年10月までの間で、融資額は計251億円に上る可能性がある。住宅ローンの利用者に被害は生じていないとしている。

茨城家族殺傷犯は黒っぽいマスク

 茨城県境町の住宅で昨年9月23日未明、会社員小林光則さん=当時(48)=と妻のパート従業員美和さん=同(50)=が殺害された未解決事件から1年となるのを前に、県警は重軽傷を負った子ども2人の証言として、犯人は黒っぽいマスクと帽子を着用していたという情報を公開した。