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国内社会ニュース(共同通信)

リニア、静岡県が工事認めず

 静岡県は26日、未着工のリニア中央新幹線静岡工区に関し「現状では工事を認める状況にない」との見解をまとめ、JR東海と国土交通省に伝達した。見解は、国交省の有識者会議が昨年12月にまとめた大井川の流量問題に関する中間報告に関し「トンネル湧水の全量の戻し方について解決策が示されておらず議論が不十分」と指摘した。

従業員自殺、遺族が提訴

 広島県の自動車販売会社の従業員胡秀義さん=当時(60)=が2019年に自殺したのは、上司の厳しい叱責などが原因だとして、遺族が26日、会社と当時の上司に損害賠償を求めて広島地裁に提訴した。自殺は労災認定されている。

日大の助成金、全額不交付を決定

 日本私立学校振興・共済事業団は26日、運営審議会を開き、日本大に対する2021年度の私学助成金を全額不交付にすると決めた。前理事長田中英寿被告(75)が起訴された所得税法違反事件や元理事の背任事件といった不祥事が相次ぎ、厳しい対応が必要だと判断した。

阪神高速、ティッシュ散乱し渋滞

 26日午前6時半ごろ、神戸市須磨区鷹取町付近の阪神高速神戸線上りで、大型トラックの荷台から乳幼児のお尻ふき用のウエットティッシュなどが入った段ボール箱約700個が落下し、路上に約100メートルにわたって散乱した。

刃物で切られ男女2人死傷、三重

 25日午後10時20分ごろ、三重県四日市市三重8丁目の路上で、桑名市森忠、会社員伊藤信幸さん(54)が何者かに刃物で頭を複数回切り付けられ、病院で死亡が確認された。一緒にいた、伊藤さんの交際相手で近くに住むパート女性(43)も背中や腹を切り付けられ、重傷を負った。

試験中に共通テスト問題流出か

 15日に実施された大学入学共通テストの試験時間中に「世界史B」の問題を撮影した画像がインターネットアプリを通じて外部に送信された疑いがあることが26日、関係者への取材で分かった。大学入試センターと文部科学省は不正行為とみて事実確認を進めており、相談を受けた警視庁が偽計業務妨害容疑で捜査している。

「文化財防火デー」法隆寺で訓練

 「文化財防火デー」の26日、奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺で放水訓練が行われた。文化財防火デーが制定されたのは1949年に法隆寺の壁画が焼損したのがきっかけで、訓練に先立ち、火災を起こさない決意を新たにする法要も実施。

春闘、賃上げ必要性で労使が一致

 連合の芳野友子会長と経団連の十倉雅和会長は26日、東京都内で会談し、2022年春闘が本格化した。十倉会長は「企業の責務として賃金引き上げと総合的な処遇改善に取り組んでいくことが極めて重要」と強調。芳野会長も「人への投資の充実が欠かせない」と述べ、賃上げの必要性や、中小企業が不利にならないよう、取引価格の適正化に取り組むことで一致した。

長崎被爆体験者が早期救済を要望

 長崎原爆に遭いながら国の指定地域外にいて被爆者と認められない「被爆体験者」や支援者らが26日、早期救済を国に働き掛けるよう求め、長崎県の中村法道知事と面会した。被爆者認定訴訟の原告岩永千代子さん(86)は、岸田文雄首相宛ての要望書を手渡し「広島と同様の措置をお願いしたい」と訴えた。

埼玉で火災2件、2人死亡

 所沢署によると、25日午後11時半ごろ、所沢市下富の坂東和雄さん(79)方から出火していると通報があり、木造2階建ての住宅が全焼し、坂東さんは搬送先で死亡が確認された。妻(82)と連絡が取れず、出火時に妻が在宅していたかどうかも含めて調べる。