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国内政治ニュース(共同通信)

4候補、農業振興や防災強化訴え

 自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は25日、党主催のオンライン討論会に臨んだ。3日目のこの日は、防災や農林水産政策を中心に議論。各候補は農業振興に向け、担い手育成や高付加価値化の重要性を主張したほか、総事業費約15兆円の国土強靱化「5カ年加速化対策」の着実な実施で防災強化に努める姿勢を示した。

最後の週末、4候補奔走

 自民党総裁選は25日、投開票の29日を前に、最後の週末を迎えた。河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4候補は、党員・党友の未投票者に支持を働き掛けようと奔走。それぞれ視察やリモート対話を重ねた。

枝野氏、格差是正への転換訴え

 立憲民主党の枝野幸男代表は25日、長崎県大村市で街頭演説し、菅義偉首相が継承した安倍晋三前首相の経済政策「アベノミクス」を批判した上で、格差是正に力点を置く政治への転換が必要だと訴えた。「アベノミクスで株価だけ上がったが、私たちの暮らしは良くならない。一人一人の暮らしを豊かにする政策に変えていく」と語った。

山本太郎氏、衆院選出馬へ

 れいわ新選組の山本太郎代表が野党統一候補として次期衆院選への立候補に向け、立憲民主など他の野党と調整を進めていることが分かった。東京都や神奈川県、大阪府などの小選挙区が取り沙汰されており、具体的な対戦相手を品定めしている。2019年参院選で起こした「旋風」を再現し、れいわの比例票の底上げを図る狙い。関係者が25日、明らかにした。

4候補、任命拒否の撤回明言せず

 日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否してから間もなく1年になる。学術会議側は速やかな任命を求めているが、次の首相を事実上決める自民党総裁選では討論会の主要な議題に上らず、論戦は低調だ。共同通信の取材に、立候補した4氏はいずれも拒否撤回を明言しなかった。

総裁選投票用紙「なぜうちに?」

 29日投開票の自民党総裁選を巡り、ツイッター上で「党員・党友じゃないのに投票用紙が届いた」と戸惑う投稿が相次いでいる。議員の支援者らを介して、本人の知らぬ間に党員登録されていたケースも発覚。国会議員や職員に課される党員獲得ノルマが一因との見方もあるが、事実上、次期首相を選ぶ重要な選挙だけに、手続きのずさんさに非難の声が上がる。

日米首脳、同盟強化を確認

 【ワシントン共同】菅義偉首相は24日(日本時間25日)、バイデン米大統領と米ワシントンのホワイトハウスで会談し「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進に向け、日米同盟を強化する方針を確認した。首相はこれに先立つ日米とオーストラリア、インドの4カ国首脳会合でバイデン氏に対し、米政府が東京電力福島第1原発事故後の日本産食品の輸入規制を撤廃したことへ謝意を伝えた。

WHO改革、台湾参加促す

 菅義偉首相は25日午前(米東部時間24日)、米ニューヨークで開催中の国連総会一般討論でビデオ演説し、世界保健機関(WHO)改革の議論に積極的に貢献する考えを表明した。新型コロナウイルスの感染拡大を念頭に「国際的な保健問題への対応で地理的空白をつくってはならない」と訴えた。中国が反対する台湾のWHO総会へのオブザーバー参加を認めるように促した形だ。北朝鮮による弾道ミサイル発射も強く非難した。

野田氏「敗北宣言」を撤回

 自民党の野田聖子幹事長代行は24日のTBSラジオ番組で「私が敗北宣言したと各紙が取り上げたが、撤退は絶対にない」と述べた。23日のインターネット番組では誰が当選するか問われ「私以外の誰かだろう」と答えていた。これについてラジオ番組で「もし今日が選挙ならというイメージで答えた」と釈明した。支援者から怒られたとも明かした。

候補4氏、台湾TPP申請を歓迎

 自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は24日、2日目の党主催オンライン討論会に臨んだ。この日は外交・安全保障やエネルギー政策、環境問題をテーマに議論。4氏は台湾の環太平洋連携協定(TPP)への加盟申請を歓迎、支援する考えを表明。エネルギー政策を巡っては電源構成の在り方などについて意見を交わした。