エディション:
日本

国内政治ニュース(共同通信)

布マスクを全世帯に配布へ

 安倍晋三首相は1日の新型コロナウイルス特措法に基づく政府対策本部で、再利用が可能な布マスクを全世帯に配布すると表明した。再来週以降、1住所当たり2枚ずつ、感染者の多い都道府県から順次届ける。新型コロナウイルスの影響で需要が急激に拡大し、店頭では依然として品薄で手に入りづらい状況が続いていることに対応する。

東京五輪延期で来年も祝日移動

 政府、与党は新型コロナウイルス感染拡大で来夏に延期された東京五輪に合わせ、来年も「海の日」など三つの祝日の日付を移動する五輪特別措置法改正の検討に入った。2018年に成立した現行法は今年に限り祝日移動を定めていた。開会式、閉会式前後を休日とし、交通渋滞の緩和や警備の円滑化を図る。

コロナ「瀬戸際」状態は長期継続

 安倍晋三首相は1日の参院決算委員会で、国内での新型コロナウイルスの感染拡大に関し、沈静化する見通しは立っていないとの認識を示した。「幸いにしてオーバーシュート(爆発的患者急増)を回避できたとしても、瀬戸際の状態が、ある程度の長期にわたって続く」と述べた。

ネット整備で在宅学習支援

 新型コロナウイルス感染拡大を受けた政府の経済対策の総務省分が1日、判明した。学校休校や外出自粛の要請が長期化することも見据え、家庭学習や在宅勤務を後押しするため、情報通信ネットワークの整備を推進。患者の搬送に必要な装備も確保する。総額約80億円を2020年度補正予算案に盛り込む。

N国、籠池被告の擁立見送り

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首は1日、静岡県庁で記者会見し、衆院静岡4区補欠選挙への学校法人「森友学園」前理事長籠池泰典被告(67)=詐欺罪などで懲役5年の有罪判決、控訴=の擁立を見送ると表明した。代わりにN国の浜田聡参院議員の政策秘書、新人田中健氏(54)を公認候補にすると説明した。野党4党が推薦する無所属候補と同姓同名。

政党交付金、自民172億円首位

 総務省は1日、2020年分の政党交付金の配分額を決定した。自民党が172億6136万円で8年連続の首位となった。前年交付額から3億8635万円減。2位は国民民主党の46億4837万円で、前年より5億4524万円減らした。交付金の総額は317億7368万円。

防衛相、山本副大臣を注意

 河野太郎防衛相は、海上自衛隊の護衛艦が中国漁船と衝突した事故を巡り、確認途中の情報をツイッターに投稿した山本朋広防衛副大臣を注意した。菅義偉官房長官が1日の記者会見で明らかにした。菅氏は「防衛省が公表した内容を超えるもので不適切だ」とした上で「注意を真摯に受け止め、引き続き職責を全うしてほしい」と述べた。

首相「宣言を出す状況ではない」

 安倍晋三首相は1日の参院決算委員会で、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を巡り、国会への事前報告の手続きについて問われ「宣言を出すというのは、相当厳しい状況で、スピード感も必要だということも理解いただきたい」と述べた。同時に「今この時点で、宣言を出す状況ではない」とも発言した。感染者が東京都内で爆発的に増えた場合の対応に関し「最悪を想定し、既にさまざまな可能性などについて準備を進めている」と強調した。

首相がマスク着け答弁、参院委

 1日の参院決算委員会審議は、新型コロナウイルス感染防止策として閣僚や出席議員の座席の間隔を空けて実施された。安倍晋三首相はマスクを着けたまま答弁に立った。他の多くの出席者もマスクを着用して審議に臨んだ。

岡田克也氏が共産党委員長に注文

 共産党の志位和夫委員長と無所属の岡田克也元副総理は31日、国会内で会談した。志位氏は自衛隊解消など他党と見解が異なる基本政策について「野党連合政権が実現しても持ち込まない」と説明。岡田氏は「自衛隊を違憲と言いながら、連合政権で認めるのは分かりにくい。もう少し柔軟に考えてほしい」と述べ、違憲論の再考を求めた。