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国内政治ニュース(共同通信)

復興道完成へ1600億円

 政府の2020年度予算案のうち東日本大震災復興関連の主要事業が12日、判明した。復興道路や復興支援道路計550キロの全線開通に向け、整備費1662億円を計上する。政府は、復興期間の最終年度である20年度中に地震・津波被災地でインフラ復旧をおおむね完了させる方針で、着実な進展を図る。

日本とジャマイカが首脳会談

 安倍晋三首相は12日、ジャマイカのホルネス首相と官邸で会談し、ジャマイカの海上警備や災害対処の能力強化に向けパトロール艇と救助艇を提供すると伝えた。両首相の立ち会いの下、両国は二重課税や国際的な課税逃れを防止するための租税条約に署名した。

首相、今年の漢字「始」

 安倍晋三首相は12日、今年の漢字に「始」を選んだ。官邸で記者団に「新しい時代が始まった。働き方改革、幼児教育の無償化が始まり、全世代型社会保障元年と位置付けた」と説明した。一方、菅義偉官房長官は記者会見で「桜」の漢字をどう思うかとの質問に「見たくも聞きたくもない」と笑って答えた。「桜を見る会」を巡り説明に窮する場面が相次ぎ、思わず本音をこぼした格好。

国民、立民と合流協議入り表明

 国民民主党の玉木雄一郎代表は12日、立憲民主党が提案した政党合流に関し、立民側と近く協議を始める意向を表明した。党所属国会議員が出席した両院議員懇談会で「衆参一体」など条件付きの協議方針を説明。終了後、記者団に「理解を得た」と述べた。ただ立民側は合流協議には消極的で、実現には曲折がありそうだ。

日韓外相、スペインで来週会談

 政府は12日、茂木敏充外相と韓国の康京和外相による日韓外相会談を来週に開く方向で調整に入った。スペインでの国際会議に合わせ、実施する予定。下旬に中国・成都で見込まれる日韓首脳会談に向けた環境整備の一環。複数の日本政府筋が明らかにした。

社民、立民との合流協議入り決定

 社民党は12日の常任幹事会で、立憲民主党との政党合流を巡り、協議を始める方針を決定した。又市征治党首は「政党は理念や基本政策が異なる。そういうものを詰めていかなければならない」と述べた。立民から合流提案を受けた統一会派内の政党・議員グループの中で、対応方針を決めたのは社民党が初めて。

自民、習主席の国賓来日に慎重論

 自民党総務会で12日、来春に予定される中国の習近平国家主席の国賓来日に対し、政府に慎重な対応を求める発言が相次いだ。発言者は衛藤征士郎元防衛庁長官や原田義昭前環境相ら。中国での邦人拘束や、中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺の領海侵入に言及し、日中間の懸案解決を優先した上で国賓来日を実現すべきだと要請した。

改良PAC3前倒し配備へ

 政府は12日、北朝鮮が弾道ミサイル発射を続けている現状を踏まえ、迎撃ミサイル改修などの強化策を盛り込んだ2019年度補正予算案を自民党国防部会などの合同会議に示した。航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)改良型の導入前倒しが柱。防衛省関連の補正予算案は約4200億円となる。

自衛隊中東派遣に国会関与

 政府は、海上自衛隊の中東派遣に関する閣議決定の概要を固めた。日本関係船舶が攻撃の被害に遭うなど緊急に対応する必要性に触れつつ、外交努力による緊張緩和を優先する方針を明記。派遣期間の1年に合わせ、国会報告を少なくとも1年ごとに実施すると盛り込む。自衛隊の海外活動が無制限に拡大するとの批判を踏まえ、歯止めを意識した。与党協議を経て、20日の閣議決定を目指す。複数の政府関係者が11日、明らかにした。

日本とイランの首脳会談は20日

 【テヘラン共同】イランのロウハニ大統領が19日夜に日本を訪問し、20日に安倍晋三首相と首脳会談を行うことで両国政府が最終調整していることが11日、分かった。日イラン関係筋が明らかにした。イラン大統領の訪日は2000年10月のハタミ大統領以来、19年ぶり2回目となる。