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国内政治ニュース(共同通信)

自民岩屋氏が大分県知事選断念

 自民党の岩屋毅元防衛相(65)=衆院大分3区=は30日、大分県別府市で記者会見し、任期満了に伴う来年4月の大分県知事選への立候補を断念すると正式表明した。「引き続き国政で使命を果たしたい」と述べた。周辺に出馬する考えを伝えていたが、方針転換した。

首相、復興相更迭を重ねて拒否

 岸田文雄首相は30日の参院予算委員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点や衆院選を巡る疑惑などが相次いで浮上している秋葉賢也復興相に対する立憲民主党からの更迭要求を重ねて拒否した。「閣僚として職責を果たしてもらうことが重要だ」と述べた。秋葉氏も辞任要求を拒んだ。

森元首相がコロナ感染

 森喜朗元首相(85)が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。24日前後から体調が優れず、検査の結果、陽性と判明した。症状は軽いという。関係者が30日、明らかにした。

首相、杉田政務官更迭重ねて拒否

 岸田文雄首相は30日の参院予算委員会で、過去にLGBTなどの性的少数者を「生産性がない」と表現した杉田水脈総務政務官について、野党からの更迭要求を重ねて拒否した。「政府の一員になった以上、政府の方針に沿って職責を果たしてもらう」と述べた。

岸田首相、選挙費記載せず

 岸田文雄首相が昨年10月の衆院選で、選挙費用として自民党支部に支出した131万円を政治資金収支報告書に記載していないことが29日、分かった。事務所の内装費などとして支出した記録があるが、収入は支部ではなく後援会の報告書に記載があった。これまでも領収書の不備が多数判明しており、ずさんな処理が改めて明らかになった。

日中直通電話「来春運用」

 林芳正外相は29日の記者会見で、日中両国の防衛当局幹部間を直結するホットライン(直通電話)について「2023年春ごろの運用開始を予定している」と述べた。引き続き実現に向け中国側と鋭意調整を行っていくと強調した。外交や防衛当局間で協議を加速させる考えだ。沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海で両国の偶発的な衝突も懸念される中、長年課題となっていた危機管理の具体策が実現できるかどうかが今後の焦点だ。

第2次補正予算が衆院通過

 衆院予算委員会は29日、総合経済対策の裏付けとなる2022年度第2次補正予算案を与党と国民民主党の賛成多数で可決した。一般会計の歳出総額は28兆9222億円で、物価高の負担軽減策や新型コロナウイルス感染症対策を講じる。29日の衆院本会議で、与党と国民民主党による賛成多数で可決され、衆院を通過した。

防衛費増額にコロナ・外為剰余金

 政府は29日、防衛費増額の財源捻出に向けた調整を本格的に始めた。23年度の一時的な財源確保策として、新型コロナ対策で厚労省所管の独立行政法人に積み上がった剰余金の活用を検討。外国為替介入に備えて管理している特別会計の剰余金の転用案も浮上した。防衛関連予算を5年間で段階的に増やして27年度にGDP比2%とするための安定財源として、増税策も年末に向け議論する。赤字国債の一種である「つなぎ国債」で、増税実施までの財源不足を穴埋めすることを視野に入れる。

復興相が弁明「覚えはない」

 秋葉賢也復興相は29日の衆院予算委員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体との接点や、衆院選での公選法違反疑惑を巡って弁明に追われた。教団関連会合への出席に関し「覚えはない」としつつ記録は残していないと答える場面があった。立憲民主党の後藤祐一氏は、更迭された山際大志郎前経済再生担当相の答弁と同じだとして追及を強めた。

政権交代、次々回衆院選で

 立憲民主党の泉健太代表が30日の代表就任1年を前に、共同通信社のインタビューに応じた。衆院選目標として次回、与野党伯仲の構図に持ち込んだ上で「次々回の選挙で政権交代を目指す」と表明。日本維新の会との共闘について「自民党の1強体制下で有効な戦い方だ」と述べ、こうした国会戦術を来年の通常国会でも継続したい意向を示した。