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国内政治ニュース(共同通信)

首相、ロとの平和条約締結へ意欲

 【サンクトペテルブルク共同】ロシア訪問中の安倍晋三首相は25日午後(日本時間同日夜)、サンクトペテルブルクでの国際経済フォーラムで演説し、自身とロシアのプーチン大統領との信頼関係強化を通じた平和条約締結に意欲を示した。「私たちは歴史の潮目に立っており、なすべき努力ははっきりしている。平和条約を締結し、両国間に永続的な平和と安定を築き上げる」と述べた。

首相「ロシアと決勝戦が夢」

 【サンクトペテルブルク共同】安倍晋三首相は25日の国際経済フォーラムでの演説で、6月開幕のサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会について、日ロ両代表の活躍を願った。「日本のサムライブルーが決勝戦でロシアと戦う。それが時差ぼけのせいか、妙に楽天的になった私の夢だ」と述べた。

日仏、ACSA早期署名で一致

 【サンクトペテルブルク共同】ロシア訪問中の安倍晋三首相は25日昼(日本時間同日午後)、フランスのマクロン大統領とサンクトペテルブルクで会談した。自衛隊とフランス軍が物資と役務を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)について大枠合意したことを踏まえ、早期署名へ連携することで一致した。トランプ米政権が離脱表明したイラン核合意に関し、履行が重要だとの認識も共有した。

働き方改革法案、厚労委可決

 安倍政権が今国会の最重要法案と位置付ける働き方改革関連法案は25日、衆院厚生労働委員会で自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決された。与党は29日の本会議で衆院を通過させ、参院に送付する考え。6月20日までの会期内の成立を目指す。「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」に反対する立憲民主など野党6党派は「前代未聞の強行採決だ」(立民の辻元清美国対委員長)と猛反発した。

与党に麻生氏責任論強まる

 与党内で25日、森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんや交渉記録廃棄を受け、麻生太郎副総理兼財務相の責任を問う声が強まった。財務省の内部調査に伴って幹部職員らの処分が近く発表されるのを見越し「政治家として、どう責任を取るかが一つの課題だ」(公明党の井上義久幹事長)との見方が広がった。ただ、麻生氏自身は引責辞任を否定し、安倍晋三首相も続投させる構えを見せている。

地方の女性議員が総務相と懇談

 野田聖子総務相は25日、地方議会に占める女性の割合を増やす方策を探るため、北海道や山口県などの女性議員18人と東京都内で意見交換した。出席者からは「地方議会に託児所を設けるなどして、子育てしやすくすることが女性議員の増加につながる」といった意見が出た。野田氏は男女共同参画担当相も兼ねる。

自民、防衛大綱提言を了承

 自民党の安全保障調査会は25日、国防部会との合同会議を党本部で開き、政府が年末の決定を目指す新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」と中期防衛力整備計画(中期防)に向けた提言を了承した。F35B最新鋭ステルス戦闘機取得や、敵基地反撃能力の保有検討の要請が柱。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の早期整備を含めたミサイル防衛強化や、サイバー空間の効果的な防衛のため「サイバー攻撃能力」の検討も求めた。

日ロ、対北朝鮮で連携確認へ

 【サンクトペテルブルク共同】安倍晋三首相は26日午後(日本時間同日夜)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談する。北朝鮮の完全非核化の実現へ緊密連携を確認。米朝首脳会談の中止を受けた今後の対応も議論する。日ロ両国の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)の早期開催でも合意する見通しだ。

30日の党首討論を正式決定

 衆参両院の国家基本政策委員会は25日の合同幹事会で、安倍晋三首相と立憲民主党の枝野幸男代表ら野党党首による党首討論を30日午後に開く日程を正式に決めた。学校法人「森友学園」や「加計学園」問題、働き方改革関連法案などを巡り、与野党党首が激しい論戦を交わす見通しだ。

依存症対策法案が衆院通過

 自民、公明両党と日本維新の会が共同提出したギャンブル依存症対策法案が25日、衆院本会議で採決され、賛成多数で可決された。今後、参院で審議される。