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国内政治ニュース(共同通信)

安倍首相、4月下旬の訪米調整

 【ワシントン共同】安倍晋三首相が4月下旬に訪米し、トランプ大統領と首脳会談を行う方向で調整に入った。日米外交筋が19日、明らかにした。物別れに終わった米朝首脳再会談を受けた北朝鮮への対応のほか、4月にも始まる日米両政府の新貿易交渉に関して協議するとみられる。5月下旬に見込まれるトランプ氏の来日に向けた準備も加速させる。6月に大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会合に参加する欧州各国への訪問も併せて検討する。

法務省、統一選控えヘイト初通知

 選挙の立候補者が街頭演説でヘイトスピーチをするなど、選挙運動や政治活動に名を借りた差別発言に対して、人権侵害であることを安易に否定せず「適切に対応する」よう求める通知を、法務省が全国の法務局に出したことが20日、分かった。選挙に特化したヘイト対策は初めて。問題は以前から指摘されており、4月の統一地方選を前に送付した。

首相、病気や介護の予防強化指示

 安倍晋三首相は20日の未来投資会議で、国民健康保険、介護保険を運営する地方自治体や健康保険組合が、積極的に病気・介護の予防事業に取り組むよう根本匠厚生労働相らに具体策の検討を指示した。首相は「人生100年時代を迎えて病気予防や介護予防の役割が増加している」と強調。今夏に取りまとめる成長戦略の実行計画に具体策を盛り込む。

厚生労働省課長、韓国でトラブル

 厚生労働省は20日、私用で韓国に渡航していた武田康祐賃金課長(47)が韓国・金浦空港で職員とトラブルを起こし、現地警察の取り調べを受けたと発表、同日付で官房付とする人事異動を発令した。事実上の更迭。厚労省幹部によると、武田氏は空港職員に暴行した上「韓国人は嫌いだ」などと暴言を吐いた疑いがあるという。武田氏は韓国警察に一時拘束されたが、釈放され、現在は帰国している。

平成文書、公開は24年以降

 内閣府は20日、1989年1月に元号を「平成」に改めた際の過程を記した公文書について、今月末までの保存期限を5年間延長すると決めた。保存期限を過ぎた文書は原則公開となるため、延長しなければ5月1日の改元に支障が生じかねないと判断した。公開は2024年4月以降に先送りされる。

首相、総裁4選強く否定

 安倍晋三首相は20日、東京都内で開かれた経済団体の会合で、自身の自民党総裁連続4選論を強く否定した。「連続3期までが党の明確なルールなので、正真正銘、3期目が最後の任期になる」と述べた。一部報道機関の世論調査で4選「反対」が多数に上り、このままでは夏の参院選に影響しかねないとみて、打ち消しを図ったとみられる。

非難決議見送りは日朝対話のため

 自民党は20日、外交部会などの合同会議を党本部で開いた。国連人権理事会への対北朝鮮非難決議案の共同提出を見送った政府判断を巡り、外務省幹部は「従前と同じ対応で拉致問題解決へ転機が生まれるのかを検討した結果だ」と述べ、日朝対話実現に向けた対応だと説明した。

G20へカウントダウン開始

 大阪市で6月に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合まで100日となった20日、開催の機運を高めようと、大阪市役所にカウントダウンボードが設置され、除幕式に人気アイドルグループ「関ジャニ∞」の横山裕さんと村上信五さんが参加した。

菅氏「辺野古工事中止に応じず」

 菅義偉官房長官は19日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、玉城デニー県知事が安倍晋三首相との会談で要請した工事中止と、協議の場の設置に応じず、工事を推進する考えを示した。「わが国の安全保障環境が厳しい中、早期に移設する考えは変わらない」と述べた。

熊本、子連れ出張経費は政活費?

 熊本市議会の緒方夕佳市議(43)が幼い子を連れて出張した際に、身の回りの世話を担当した同伴者の旅費を巡り、政務活動費の対象とすべきかどうかで議会事務局と市議の間で見解が平行線をたどっていることが、19日分かった。