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国内政治ニュース(共同通信)

枝野氏、党首会談に否定的

 立憲民主党の枝野幸男代表は5日、国民民主党との合流協議を巡り、国民の玉木雄一郎代表が提起した党首会談の開催に否定的な考えを示した。広島市で記者団に「わが党は福山哲郎幹事長に(協議を)全権委任している」と述べた。両代表の見解の違いがまた浮き彫りになった。

予備費1兆円超、7日に決定

 政府は新型コロナウイルス対策として、1兆2千億円規模の予備費の支出を7日に閣議決定する。2020年度第1次、第2次補正予算の一部を充てる方針。野党は安倍晋三首相の国会出席を要求しているが、首相は拒否の姿勢を崩していない。使途に関する説明が不足したまま、巨費が執行される可能性がある。2次補正には10兆円の予備費が計上されている。

政府、コロナ予備費1兆円支出へ

 政府は新型コロナウイルス対策として、1兆円超の予備費の支出を7日に閣議決定する方針を固めた。同日開かれる衆参予算委員会の理事懇談会で報告する。自民党の森山裕国対委員長が5日、記者団に明らかにした。森山氏は立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談し、8月後半から閉会中審査を実施することで合意した。安住氏は9月上旬の衆院予算委員会へ安倍晋三首相が出席するよう要求、森山氏は持ち帰った。

立民辻元氏が自民本部訪問

 立憲民主党の辻元清美幹事長代行(衆院大阪10区)は4日、自民党本部に二階俊博幹事長を訪ねた。辻元氏が地元の観光関係者を紹介したという。二階氏は全国旅行業協会会長で観光政策に明るい。野党幹部が自民本部を訪問するのは珍しい。

麻生、岸田氏が会食

 自民党麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と、岸田派会長の岸田文雄政調会長は4日夜、東京都内のフランス料理店で会食した。秋に予想される内閣改造・党役員人事や、岸田氏ら「ポスト安倍」候補が出馬を目指す次期党総裁選を巡り意見交換したとみられる。麻生氏側近の松本純国対委員長代理も同席した。

野党「召集拒否は違憲」

 野党は4日、憲法53条に基づく臨時国会召集要求を事実上拒否した与党の回答に「憲法違反だ」(枝野幸男立憲民主党代表)と反発を強めた。新型コロナウイルス感染が全国的に再拡大する中、政府対応の不十分さを追及し、引き続き早期の国会開催を迫る考えだ。

首相「帰省の考え方」発信を思案

 安倍晋三首相は4日、お盆の帰省を巡る政府内の見解が一致していないとの指摘を否定した。「考え方が違っていることはない。帰省についてどう考えるかも政府として発信することを考えている」と官邸で記者団の質問に答えた。政府は今週中に新型コロナウイルス感染症対策分科会を開き、注意喚起の在り方などを議論する方針だ。

お盆の帰省配慮、知事ら訴え

 新型コロナウイルス感染が拡大する中でのお盆の帰省を巡り、全国の知事らから4日、自粛や慎重な配慮を求める声が相次いだ。国内ではこの日、新たな感染者が2日ぶりに千人を超過。危機感を募らせた自治体が率先して注意を呼び掛けた格好だ。

敵基地攻撃の議論本格化

 安倍晋三首相は4日、自民党ミサイル防衛検討チーム座長の小野寺五典元防衛相らと官邸で会い、敵基地攻撃能力の保有を含めた抑止力向上を求める提言を受け取った。首相は「国民の命と平和な暮らしを守り抜く」と表明。その後、記者団に「提言を受け止めて、新しい方向性を打ち出し、速やかに実行していく考えだ」と述べた。政府は国家安全保障会議(NSC)を開き、弾道ミサイルへの対応を巡る議論を本格化させた。9月中に方向性を示す日程を描く。

自民、臨時国会の早期召集を拒否

 自民党の森山国対委員長は4日、立憲民主党の安住国対委員長と国会内で会談し、野党が求める臨時国会の早期召集は難しいとの考えを伝えて事実上拒否した。安住氏は安倍政権の「おごりだ」と批判。新型コロナの感染再拡大や政府対応に関し安倍首相の国会での説明を求めた。一方、森山氏は、日本と英国の新たな貿易協定交渉が大筋合意すれば、年内の協定承認に向けて臨時国会を開く可能性を示唆した。