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コラム:破壊的なドル高の予兆、円売り加速のシナリオ=内田稔氏

6月は主要な中央銀行の引き締めラッシュとなった。米連邦準備理事会(FRB)が、直前に発表された消費者物価指数(CPI)の結果を受け、75bpの利上げに踏み切ったほか、イングランド銀行も5会合続けての利上げを実施した。欧州中央銀行も利上げを宣言しており、9月には中銀預金金利がマイナス圏を脱する。さらに、スイス国立銀行による50bpの利上げは多くの市場参加者のサプライズを誘った。

焦点:スペイン、低所得者に届かぬエネ転換補助金にジレンマ

引退したエンジニアのフアン・マヌエル・コスメス・クエスタさんは、マドリード郊外の高級住宅地で暮らしている。自宅のプールサイドで、ソーラーパネルの設置を条件に国が支給する30%の補助金について熱弁を振るう。補助金はともかく、パネルのおかげで月々の電気代は半分以下になったという。

焦点:中南米に左派政権次々、コロナとインフレ契機

中南米はコロンビアで初の左派大統領が誕生し、ブラジルも10月の大統領選に向け左派候補が有利に選挙戦を進めるなど、「ピンクの潮流」と呼ばれた2000年代初頭の左傾化を思わせる動きが強まっている。