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コラム

コラム:早くも露呈し始めた為替介入の限界、長期化なら効果低減=佐々木融氏

[東京 27日] - 9月22日午後、財務省/日銀はドル売り・円買い介入を実施した。円買い介入としては1998年6月以来、24年ぶりとなる。ドル/円相場は介入を受けて145円後半から140円前半まで5円超の下落となったが、1週間もたたないうちに144円台まで戻している。

コラム:ローカル化する円、没落回避にできることは何か=大槻奈那氏

[東京 30日] - 政府・日銀の24年ぶりの円買い介入に英ポンドの混乱などで、ドル/円レートのボラティリティは過去5年間で最高水準に上昇し、個人を含む投資家の関心を集めている。世界的な関心度を示すGoogle Trendsでも、“ドル円”の検索頻度は調査開始の2004年以降の最高を更新し続けている。しかし、こうした投機的な人気の裏で、日本円の実取引での不人気ぶりは顕著になりつつある。

コラム:次の介入はいつか、その効果と政府・日銀の戦術を読み解く=熊野英生氏

[東京 26日] - 政府・日銀のドル売り・円買い介入は、これから何回か続くだろう。9月22日の介入は、まさしく奇襲攻撃だった。この介入は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合が終わって、材料がいったんは出尽くした後に、145円の防衛ラインを突破させないという「断固たる姿勢」を示す対応だった。

コラム:金は輝き失い続ける運命か 実は弱いヘッジ機能

[ニューヨーク 27日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 10年前に金マニアの投資家に、いずれ疫病が大流行し、欧州で戦争が勃発し、米国のインフレが8%になると告げたらどうしただろうか。しかし金は夢のようなシナリオが現実のものとなったにもかかわらず、今の価格は1オンス=1635ドル前後と、2012年9月から7%ほど下げている。恐らく今後10年間も同じような流れが続くだろう。

コラム:円買い介入で米市場に波乱、日本に株安波及し交錯する思惑

政府・日銀が22日に実施したドル売り・円買い介入は、想定を超えて世界の金融・資本市場にその影響が波及した。介入資金の確保で日本政府保有の米国債が売却されるのではないかとの思惑から米長期金利が上昇したとの指摘もあり、ダウは3万ドルの大台を、26日の日経平均も2万6500円を割り込んだ。

コラム:インフレ退治の代償、FRBの想定超えれば政治に「火中の栗」

[ニューヨーク 21日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)は、インフレを退治するための代償を具体的に描写して見せた。それは数年にわたるさえない経済成長と100万人余りの新たな失業者を発生させることだ。こうした事態が物価高騰を抑え込むのに必要な全てであるなら、甘受する価値があるコストと言える。ただFRBのパウエル議長の見立てが間違っている場合、そのツケはバイデン大統領と議会に回ってくる。