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コラム

コラム:米大統領選の欠陥正せるか、カギは経済格差の縮小

[ニューヨーク 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ジョー・バイデン氏は20日、演説で結束と融和を呼び掛け、「民主主義が勝利した」と宣言するとともに、山積みの仕事を抱えて米大統領に就任した。環境対策や人種間の平等と並び、今求められているのが経済を是正するための大規模な政策だ。そこでバイデン氏が経済政策に成功すれば、将来の選挙を今より欠陥の小さい姿に変えるのに役立つかもしれない。彼自身が再び出馬するか否かに関わらずだ。

コラム:資金温存の米大手銀、融資には過度に慎重

[ニューヨーク 15日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米国の大手銀行は資金を潤沢に抱え、盛んにトレーディングを行い、顧客企業による大量の資金調達を手助けしている。従業員の給与は保たれており、株主は近く大規模な自社株買いの恩恵を享受するだろう。だが何かが欠けている。銀行なのに貸し出しを行っていないのだ。

コラム:バイデン氏の「経済ドリームチーム」、待つのは構造的悪夢

[サンフランシスコ 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 新たな米大統領となったバイデン氏率いる「経済ドリームチーム」を、ある種の悪夢が待ち受けている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が米国のさまざまな構造問題を悪化させているからだ。貧困層はより貧しくなり、社会の片隅に追いやられている人たちはより職を失いやすくなり、失業者の再就職は一段と難しくなっている。

コラム:緊急事態長期化ならCPIに低下圧力、迫られる財政拡張

消費者物価がじりじりと下げだしている。日銀はコアコアCPI(生鮮食品、エネルギー除く)のマイナス幅が小幅にとどまっているため、デフレの再来とは距離があるとの見方のようだが、仮に緊急事態宣言が2月7日で終了せずにさらに長期化するなら、CPIに下方圧力がかかる岐路に立たされると指摘したい。

コラム:米ゴールドマン、波乱に見舞われつつも目標へ前進

[ニューヨーク 19日 ロイター Breakingviews] - 米金融大手ゴールドマン・サックスはデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)が昨年1月に強気の経営目標を打ち出したが、その後の1年の軌跡はさながら人の一生のように波乱に満ちたものだった。2020年決算はトレーディング部門が好調だったが、他のほぼ全部門は厳しい逆風に見舞われ、これに同社が長年受け継いできた悪い慣行が加わり、波瀾万丈の内容となっている。

コラム:中国、成長カンフル剤の副作用に直面へ

[香港 18日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国は、社会面で鎮静剤、経済には「レッドブル」の合わせ技で新型コロナウイルスのパンデミックを乗り越えた。世界2位の経済大国は、厳格な感染対策、輸出ブーム、洪水のような与信のおかげで2020年に2.3%のプラス成長を達成した。しかし地方政府財政のストレスは深刻で、社会的摩擦も強まっており、民間セクターは今も苦境にある。

コラム:コロナ禍で電動キックボードに脚光、シェアリング好調

[ロンドン 14日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 立ち乗り式の電動キックボードはもはや、子供の遊具ではない。コロナの時代に、都市交通に欠かせない一部となっている。公道での電動キックボード利用を許可する都市も増えている。この結果、シェア電動キックボード事業を手掛ける欧州の新興企業が活気を取り戻しつつある。

コラム:米インテル、次期CEOにかかる重圧と期待感

[ニューヨーク 13日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 自分の退任報道で自社の時価総額が250億ドルも膨らめば、その最高経営責任者(CEO)はつらいに違いない。インテルのロバート・スワンCEOが13日朝に味わったのは、まさにこういう経験だった。2月にVMウェアのパット・ゲルシンガーCEOと交代すると伝わると、同日寄り付きの米株式市場でインテル株は12%急伸。失われた競争力をインテルが取り戻すのではないか、との投資家の期待を反映した形だ。

コラム:米「トリプルブルー」の衝撃 株高は続くか=木野内栄治氏

[東京 12日] - 米国政治は、民主党が大統領職に続いて議会の上下両院も制する、いわゆる「トリプルブルー」となった。バイデン次期大統領は上下両院の支持を受け、大型の追加経済対策を進める見通しで、米連邦準備理事会(FRB)も金利高を抑制する姿勢を明確にしている。株式市場への追い風は続き、4月いっぱいごろまでは株高が期待できるだろう。