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為替フォーラム

コラム:ドル高誘発の「バイデンラリー」はあるのか=内田稔氏

民主党のバイデン前副大統領は11日、副大統領候補者として中道・穏健派とされるカマラ・ハリス上院議員を指名した。いよいよ大統領選まで3カ月を切ったこともあり、市場でもその結果を巡る様々な考察が飛び交おう。そこで今回は4年前のトランプラリーとの比較も交えながら、選挙結果に応じたドル/円の動きを考察しておきたい。

コラム:「リスク・オフの通貨」はどこに 日本円に市場心理の変化=植野大作氏

[東京 13日] - 市場心理の変化に対するドル/円<JPY=EBS>の反応が変わってきている。3月にNYダウが過去最高値から4割近く暴落しても一時111円台まで円安に振れる場面があり、その後に株が反発してナスダック指数が史上最高値を更新しても105円前後の円高水準に留まった。少し前まで鉄板のリアクションだった「リスク回避の円高」も「リスク摂取の円安」も起きない場面が散見される。 

コラム:米中に「政策急変」リスク、危機対応の縮小に備えを=嶋津洋樹氏

[東京 11日] - 株式に代表されるリスク資産市場は、新型コロナウイルスの感染が再拡大し「第2波」との見方が浮上するなかでも、依然として好調を維持している。こうした背景には、各国が非常に早い段階で大胆なマクロ経済政策を相次いで打ち出したこと、経済活動の再開に伴って景気が着実に持ち直し、最悪期を脱したとの見方が広く共有されていることがあるだろう。

コラム:絶つべきV字回復への誘惑、需要喚起策の強行は逆効果=鈴木明彦氏

[3日 東京] - 景気動向指数研究会が7月30日に開催され、2018年10月が景気の山と認定された。回復期間は71カ月で終わった。あと3カ月で戦後最長の景気拡大となったはずなのに残念というところかもしれないが、今回の景気拡大期間の経済指標の推移をみると、後退していると言った方がよい時期もあり、戦後最長などと胸を張って言える状況ではなかった。

コラム:危いドル安相場の深追い、重要な4つの注目点=上野泰也氏

[東京 29日] - ドル安の流れがこのところ続いている。米連邦準備理事会(FRB)が公表しているドル名目実効レートのうち、対先進国通貨の指数(2016年1月=100)は、7月24日に107.8095になった。3月23日に付けた年初来高値(117.0314)から8%弱の下落であり、年初の水準をすでに下回った。