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為替フォーラム

コラム:年内のドル円は110円近辺が天井=亀岡裕次氏

[東京 30日] - 今年3月末に111円に迫る水準まで上昇したドル/円が一時、107円台に反落した。また、クロス円の上昇が頭打ちとなり、リスクオンの円安が鈍ったこともドル/円の動きに影響している。リスクオンからリスクオフに傾くとドル高に作用するはずだが、実際にはドル高からドル安に転じているので、米長期金利が上昇から低下に転じたことがドル安を招いたと考えられる。

コラム:10年後は円安か円高か、コロナが変えた主要国の財政事情=上野泰也氏

[東京 28日] - 米国のドルと日本の円という2つの通貨は現在、「差別化」がしにくい状況になっており、ドル/円相場は100─110円程度のボックス圏推移が続く可能性が高い。これは、この場で何度も書いてきた話である。近い将来の100円を割り込むような超円高や、110円を大きく超えるような円安は、可能性が皆無とまでは言えないものの、持続性が伴う動きとして現実化する可能性は極めて低い。

コラム:パウエル議長は何を示唆したか、米景気回復と正常化のハードル=井上哲也氏

[東京 30日] - 米連邦準備理事会(FRB)は、4月27─28日の米公開市場委員会(FOMC)で金融緩和の現状維持を決定した。また、パウエルFRB議長は今回の記者会見でも資産買い入れの減速(「テーパリング」)を開始する条件―物価と雇用の政策目標に向けたさらなる顕著な前進―を満たすには、まだ「相応の時間(some time)」を要するとの評価を維持した。

コラム:急速に変化するドル/円の外的環境、円高促す3つの要因=佐々木融氏

[東京 28日] - ドル/円相場は昨年3月に111円台まで上昇した後、反落基調をたどり、今年初には102円台まで下落した。そして、そこから今年3月末までに再び111円ちょうど近辺まで反発した。ちょうど約1年間で111円台から102円台までの概ね10%を往復したことになる。

コラム:今年度末のドルは105円台か、米労働市場のスラック影響=内田稔氏

ドル/円は今年2月ごろからより騰勢を強め、3月31日に一時110円97銭まで上昇した。その後、109円台まで反落するなど失速しているが、底堅さも保ち、再び上昇する機会をうかがっているとの見方も根強い。そこで、本稿では年初来のドル/円上昇の背景と今後の米国の金融政策なども踏まえ、年度内のドル/円相場を展望する。