レーザーテック、通期受注高予想を下方修正 業績見通し据え置き
レーザーテックは31日、半導体関連などを中心に2023年6月期通期の受注高予想を3000億円から1800億円に下方修正した。スマートフォンやパソコン向け半導体需要の減少でメモリメーカー中心に設備投資を縮減する動きが広がったほか、ロジックメーカーでも従来の投資計画を一部先送りする動きがみられるとした。
レーザーテックは31日、半導体関連などを中心に2023年6月期通期の受注高予想を3000億円から1800億円に下方修正した。スマートフォンやパソコン向け半導体需要の減少でメモリメーカー中心に設備投資を縮減する動きが広がったほか、ロジックメーカーでも従来の投資計画を一部先送りする動きがみられるとした。
半導体試験装置などを手掛けるアドバンテストは31日、2023年3月期連結業績(国際会計基準)で、営業利益見通しを前年比48.2%増の1700億円で据え置いた。吉田芳明CEOは来年度について、地政学リスクや世界経済の減速で売り上げが「下がる覚悟はある程度必要」とする一方、受注残の状況からそれほど大きなマイナスにならないとの見方を示した。
TDKは31日、2023年3月期の連結営業利益(国際会計基準)予想を従来の2000億円から1850億円(前年比10%増)へ下方修正した。HDD(ハードディスクドライブ)関連を中心に構造改革費用を計上することが重しとなる。IBESがまとめたアナリスト18人の平均値2074億円を下回った。
アドバンテストの阪本公哉執行役員は31日のアナリスト向け説明会で、対中輸出規制に関連して「中国の地政学リスクと考えた場合、直接的に売れなくなるようなリスクは今のところ軽微」との見解を示した。
[30日 ロイター] - 米南部テネシー州メンフィスの警察は30日、黒人男性タイリー・ニコルズさんが警察官に暴行され死亡した事件に関与したとして、新たに1人を停職処分にしたと発表した。処分を受けた警察官はこれで6人目となる。
韓国サムスン電子は31日、2022年第4・四半期の営業利益が前年同期比69%減の4兆3000億ウォン(34億9000万ドル)になったと発表した。
[30日 ロイター] - 米バイデン政権は国内企業が手掛ける大半の製品について、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への輸出許可を停止した。事情を知る3人の関係者が明らかにした。
[30日 ロイター] - 米ツイッターが自社プラットフォームでの決済機能の導入に取り組んでおり、規制当局へのライセンス申請を開始したと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が30日、関係者の話とした報じた。
[30日 ロイター] - 米ツイッターが米実業家イーロン・マスク氏による買収時に生じた約125億ドルの負債について、初の利払いを行ったことが分かった。ブルームバーグが30日、関係者の話として報じた。
[ベルリン 30日 ロイター] - 一部ドイツ企業が、米IT企業による数千人規模の人員削減を優秀な人材を採用する好機と捉えている。労働市場の逼迫やソフトウェアエンジニアリング業界でスキルを持つ労働者の不足が背景にある。