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金利・債券

米金融・債券市場=利回り上昇、利上げや景気後退リスクに注目

米金融・債券市場では国債利回りが上昇 。米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが景気後退を招 くリスクが意識される中、前日の取引で付けていた2週間ぶりの低水準 から上昇した。 ウェルズ・ファーゴの金利ストラテジストであるザカリー・グリフ ィス氏は、インフレがピークに達した可能性は低く、FRBが積極的な 利上げを継続する公算が大きいことで、短期ゾーンの利回りは当面、高 水準にとどまる見通しとした。 物価圧力の引き続き強まっているかどうかを見極めようと、来週発 表される米個人消費支出(PCE)統計が注目される。 終盤の取引で、10年債利回りは3.125%、2年 債利回りは3.053%にそれぞれ上昇した。 ただ10年債利回りは14日に記録した2011年4月以来の高水 準となる3.498%、2年債利回りも14日に付けた07年11月以 来の高水準となる3.456%からそれぞれ低下している。 2年債と10年債の利回り格差は7bp。先週は一 時マイナス5bpと逆転していた。 朝方発表された6月の米ミシガン大消

ユーロ圏金融・債券市場=独債利回り、週ベースで5月以来の低下

ユーロ圏金融・債券市場では、ドイツ国 債利回りが週間ベースで5月中旬以来初めて低下した。ただ、独の経済 指標で景気後退がまだ示されなかったことを受け、低下幅は一部縮小し た。 独10年債利回りは、今週20ベーシスポイント(b p)低下。この日は一時8bp低下し約2週間ぶりの低水準となる1. 354%を付けたが、終盤では2.5bp上昇し1.457%。 金利動向に敏感な2年、5年債の利回りは週間でそれぞれ26bp 、29bpの低下となった。 ダンスケ銀行のチーフアナリスト、ピエト・クリスチャンセン氏は 「サービス部門に減速の兆候が予想より早く出ていることに加え、(エ ネルギー供給に対する)懸念もあり、欧州中央銀行(ECB)はインフ レ期待が高く成長見通しが弱いというスタグフレーションに対処しなけ ればならないリスクを高めている」と指摘した。 イタリアの10年債利回りは7bp上昇し3.547 %。過去2営業日で30bp低下していた。 独伊10年債利回りスプレッドは4.5bp拡大し、210bpと なった