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日銀関連ニュース

コラム:次の介入はいつか、その効果と政府・日銀の戦術を読み解く=熊野英生氏

[東京 26日] - 政府・日銀のドル売り・円買い介入は、これから何回か続くだろう。9月22日の介入は、まさしく奇襲攻撃だった。この介入は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合が終わって、材料がいったんは出尽くした後に、145円の防衛ラインを突破させないという「断固たる姿勢」を示す対応だった。

中銀介入は「信頼でも、協調的でもない」=BofA

米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)は30日、日銀とイングランド銀行(英中央銀行)が先週実施した介入はパニック状態の市場を落ち着かせるのに役立ったものの「信頼できるものでも、協調的でもない」との見解を示した。

コラム:ローカル化する円、没落回避にできることは何か=大槻奈那氏

[東京 30日] - 政府・日銀の24年ぶりの円買い介入に英ポンドの混乱などで、ドル/円レートのボラティリティは過去5年間で最高水準に上昇し、個人を含む投資家の関心を集めている。世界的な関心度を示すGoogle Trendsでも、“ドル円”の検索頻度は調査開始の2004年以降の最高を更新し続けている。しかし、こうした投機的な人気の裏で、日本円の実取引での不人気ぶりは顕著になりつつある。

10─12月の国債買入れ、5─10年・10─25年・25年超のオファー増額=日銀

日銀は30日夕方に公表した10─12月の「長期国債買入れ(利回り・価格入札方式)の四半期予定」(通称「オペ紙」)で、 市場の予想通り、残存期間「5年超10年以下」を月4回・1回当たりオファー予定額5500億円(従来は月4回・5000億円)に増額した。

主要通貨が波乱含み、円は介入警戒=来週の外為市場

来週の外為市場は、主要通貨が波乱含みの展開となりそうだ。米国は金利が歴史的水準へ上昇し、円は下値で当局の目が光る。英国では新政権の経済政策に不信が高まり、欧州は冬の需要期を前にロシアからのエネルギー調達に懸念が続く。各通貨ともに不安定要因を抱え、値動きが安定しづらい。

焦点:ドル高是正の協調介入、米政府は静観 足元の混乱懸念せず

英国と日本に起因する形で金融市場に混乱が生じているが、現時点ではまだ米財務省にポンドないし円を支えるための協調介入を促す局面ではないようだ。複数の米当局者は緊急的に行動する必要性はないと表明。専門家は、混乱の範囲が今よりずっと大きくならない限り、米国の静観姿勢は続く公算が大きいとみている。

焦点:政府と日銀に齟齬か、介入で憶測 いずれ緩和修正の見方も

22日の円買い介入を巡り、政府と日銀の間に政策の齟齬(そご)があるのではないかとの憶測が市場関係者の間で広がっている。両者とも矛盾はないと否定するが、円安のマイナス影響を懸念する政府に押し切られ、いずれ日銀は緩和政策の修正を迫られるとの見方は根強い。

コラム:早くも露呈し始めた為替介入の限界、長期化なら効果低減=佐々木融氏

[東京 27日] - 9月22日午後、財務省/日銀はドル売り・円買い介入を実施した。円買い介入としては1998年6月以来、24年ぶりとなる。ドル/円相場は介入を受けて145円後半から140円前半まで5円超の下落となったが、1週間もたたないうちに144円台まで戻している。