欧州銀行に基準上回る流動性、金利上昇に「不意突かれる」恐れも=当局
[フランクフルト/ロンドン 21日 ロイター] - 欧州連合(EU)銀行当局は21日、域内銀行はショックの吸収に必要な流動性バッファーが最低基準を「大きく」上回っているが、金利上昇に不意を突かれるリスクがあるため慢心は禁物だと指摘した。
[フランクフルト/ロンドン 21日 ロイター] - 欧州連合(EU)銀行当局は21日、域内銀行はショックの吸収に必要な流動性バッファーが最低基準を「大きく」上回っているが、金利上昇に不意を突かれるリスクがあるため慢心は禁物だと指摘した。
[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は21日、同国を公式訪問中の中国の習近平国家主席と2日目の会談を行い、両国の戦略的協力に関する合意書に署名した。両首脳はウクライナ停戦に向けた中国の仲介案についても協議し、プーチン氏は平和的解決の基礎とすることができるとの認識を示した。
[ブチャ(ウクライナ)/東京 21日 ロイター] - 岸田文雄首相は21日、ウクライナの首都キーウを電撃訪問した。ゼレンスキー大統領と会談し、ロシアの侵攻が続くウクライナへの揺るぎない支持を明示した。
鈴木俊一財務相兼金融相は22日、信用不安に伴う金融システムへの影響について「強い警戒心をもって注視していく」との考えをあらためて示した。同日午前の閣議後会見で語った。
[ヒューストン 21日 ロイター] - 米国時間の原油先物は2%超上昇した。スイスの金融大手UBSによるクレディ・スイス買収や主要中銀による流動性供給策などにより銀行危機が経済成長に打撃を与え燃料需要が減少するという懸念が和らいだ。
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比352円48銭高の2万7298円15銭と、反発してスタートした。前日の米国市場では、当局による対策継続への思惑から金融システム不安が和らいで株高となり、好感する動きが先行した。ドル高/円安も支えになっている。
[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が2日間の日程で開く連邦公開市場委員会(FOMC)が21日始まった。一部の中銀ウオッチャーは、最近の銀行危機を踏まえて追加利上げを一時停止する可能性、さらには見通しが非常に不透明だとして新しい経済予測の公表を先送りする可能性さえあるとみている。
松野博一官房長官は22日朝に行った物価・賃金・生活総合対策本部であいさつし、追加の物価高対策を実行するため、今年度内にコロナ対策と合わせて2兆円強のコロナ物価予備費を措置すると表明した。
UBSが救済合併に合意したクレディ・スイスが発行した劣後債の一種「AT1債」について、大手ヘッジファンドやディストレスト資産専門投資家などが買いに動いている。
ドイツのハーベック経済相は独紙フランクフルター・アルゲマイネに対し、米国が導入した対中輸出規制と同様の措置を検討していると明らかにした。