自動車産業の未来
トヨタ、液体水素エンジン車で参戦へ 5月の富士24時間レース
トヨタ自動車の佐藤恒治次期社長は18日、液体水素を燃料としたエンジン車で5月下旬開催の富士24時間レースに参戦する方針を明らかにした。本来はこの日の鈴鹿スーパー耐久レースで走る予定だったが、事前のテスト走行中に車両火災が発生し、復旧が間に合わず欠場した。
アングル:有事に危うい台湾の通信インフラ、整備に高いハードル
台湾が、中国に侵攻された場合に外界と通信できる手段を確保しようと奔走している。ロイターが複数の専門家や当局者に取材したところ、重要な海底ケーブルの復旧は平時でさえ迅速に進まないことや、バックアップの通信衛星網も整備されていないという厳しい現実が浮かび上がってきた。
アングル:大気汚染大国パキスタン、電動バス導入は焼け石に水か
[イスラマバード 13日 トムソン・ロイター財団] - パキスタンの金融中心地カラチで働くラジャ・カムランさん(50)はオートバイで通勤していたが、電動バスが導入されたのに伴い、そちらに切り替えた。出費を削減できる上、この街の汚染された空気を吸い込むのを多少なりとも避けられるようになった。
アングル:中国企業のベトナム投資活発化、米中摩擦の回避狙う
中国が昨年12月、新型コロナウイルスの感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を解除して以来、同国からベトナムへの企業投資が急増している。見えてくるのは、既にベトナムに進出している中国や世界各国の大手メーカーと取引関係がある中国のサプライヤーが、米中貿易摩擦の影響を回避するためにベトナムに拠点を設けるという構図だ。
マツダ、毛籠専務が社長に昇格へ 丸本社長は相談役に
マツダは17日、毛籠勝弘取締役専務執行役員(62)が社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を発表した。6月開催予定の定時株主総会後に正式に就任する。丸本明社長兼CEO(65)は相談役に就く。社長交代は5年ぶり。菖蒲田清孝会長(63)は留任する。
独VW、鉱山に投資へ 電池の世界的サプライヤー目指す=幹部
[ベルリン 17日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、電池コストを下げるために鉱山に投資する計画だと、技術担当取締役のトーマス・シュモール氏がロイターとのインタビューで語った。自社の電池需要の半分を満たすとともに、サードパーティーの顧客にも販売するとした。
特別リポート:地下司令部の文書でたどる、ロシア軍敗走までの日々
[バラクレヤ(ウクライナ) 26日 ロイター] - ロシア軍の兵士たちは数週間前にこの町から逃げ去った。だが、その痕跡は至る所に残っていた。 | ビデオ
特別リポート:変わる自動車業界の勢力図、テスラに挑む吉利の勝算
[杭州市(浙江省) 8日 ロイター] - 「ボルボがどれだけの規模の企業かご存知ですか」。フォード・モーターのドン・レクレアー最高財務責任者(CFO)は尋ねた。
特別リポート:オイルマネーで脱石油、サウジ戦略転換の現実味
[リヤド 23日 ロイター] - 午前3時、スペイン人の生物学者カルロス・ドゥアルテ氏はサウジアラビアの王宮にいた。この国でもっとも権力を持つ人物を未明までずっと待っていた。
特別リポート:コロナ禍とCO2、炭素循環を極めた女性科学者
[ノリッジ(英国) 26日 ロイター] - カナダのケベックで生まれ、「炭素循環」の研究者として知られるコリーヌ・ルケレ氏は、ロイターのホットリストの上位にランクされた。世界で最も影響力のある環境問題の科学者1000人を取り上げたこのリストで、女性の割合は7人中1人にも満たない。男性が多数を占めるこの分野で性差別を目の当たりにしてきたルケレ氏は、粘り強く奮闘してきた。
ビデオ
ニュース一覧
独VW・上海汽車合弁、中国で需要喚起へ補助金提供 5.37億ドル
[北京 17日 ロイター] - 中国自動車大手である上海汽車集団(SAICモーター)と独同業フォルクスワーゲン(VW)の中国合弁会社、上汽大衆汽車(SAIC・VW・オートモーティブ)は、中国での自動車購入に対して37億元(5億3700万ドル)の現金補助を提供する。
欧州の鉱業会社、重要原材料法案を歓迎しつつも追加対策を要求
欧州の鉱業会社は16日、同日公表された欧州連合(EU)の重要原材料法案で銅とニッケルが初めて戦略的原材料と位置付けられたことを歓迎しつつも、十分な供給を確保するにはさらなる対策が必要だと訴えた。
半導体分野などで日本と協力余地大きい、支援尽くす=韓国大統領
韓国の尹錫悦大統領は17日、日韓両国は半導体や電気自動車などの新産業分野で協力できる余地は大きく、企業のビジネス機会の創出に向けて支援を尽くすと強調した。