世界的なインフレ加速
原油先物2%安、米メキシコ湾岸の供給障害は短期的との見方で
米国時間の原油先物は、約2%下落。米メキシコ湾岸での供給障害が短期的なものにとどまるとの見方を受けた。リセッション(景気後退)を巡る懸念も需要見通しに影を落としている。
NY外為市場=ドル上昇、週足では下落 インフレピーク示す指標を材料視
ニューヨーク外為市場で、ドルが5営業日ぶりに上昇。しかし、週間では下落する見通し。複数の米連邦準備理事会(FRB)当局者が金融引き締めに対するコミットメントを改めて表明しているものの、インフレがピークに達したことを示唆するデータが材料視された。
米インフレ2%回帰へ一段の利上げ必要、指標注視=リッチモンド連銀総裁
[12日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀行のバーキン総裁は12日、インフレ抑制に向け一段の利上げを実施したいとし、次回9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でどの程度利上げすべきか見極めるため、今後入手される経済指標を注視すると述べた。
米輸入物価、7カ月ぶり下落 20年4月以来の大幅な下げ
米労働省が12日に発表した7月の輸入物価は前月比1.4%下落した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は、関税を除く輸入価格で前月比1.0%下落だった。燃料と燃料以外の製品の価格がそれぞれ下がったのが主因で、為替のドル高傾向も下落要因となった。6月は0.3%上昇していた。
アングル:東欧諸国の好景気にも幕、2桁台インフレが生活直撃
ロシアによるウクライナ侵攻が始まって数週間後、西欧主要国の経済は低迷し始めた。だが東欧に目をやれば、いくつかの国では、2桁台の賃金上昇率と政府からの潤沢な補助金により、依然として好景気が続いていた。
日銀関連ニュース
コラム:ECBを悩ます域内格差、9月の伊総選挙後にユーロ安加速も=唐鎌大輔氏
[東京 9日] - 欧州中銀(ECB)は7月21日の政策理事会で一部加盟国の国債利回り急上昇(域内金融市場の分断化現象)を念頭に、伝達保護措置(TPI:Transmission Protection Instrument)の導入を決定した。
コラム:店頭FX出来高が過去最高、厚いドルサポート=植野大作氏
[東京 8日] - 日本の店頭外国為替証拠金取引(FX)が歴史的な活況を呈している。金融先物取引業協会が公表した店頭FX月次速報によれば、2022年6月の報告会員50社の全通貨ペアの出来高は1230兆円と過去最高記録を樹立した。
北海ブレント原油先物価格
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ニュース一覧
原油先物は小幅安、需要見通し不透明 週間では上昇へ
[メルボルン 12日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅安。石油輸出国機構(OPEC)と国際エネルギー機関(IEA)が対照的な需要見通しを示し、不透明感が漂っている。ただ景気後退への懸念が和らぐ中、週間では上昇する見通し。
原油先物2ドル超上昇、IEAが需要増加幅見通しを上方修正
[11日 ロイター] - 米国時間の原油先物は2ドル超上昇した。国際エネルギー機関(IEA)が2022年の石油需要の増加幅予想を上方修正したことを受けた。天然ガス価格の高騰で一部の消費者が石油に切り替えているという。
アルゼンチン中銀、9.50%利上げ インフレに対応
[ブエノスアイレス 11日 ロイター] - アルゼンチン中央銀行は11日、政策金利を9.50%ポイント引き上げ69.50%とした。急騰するインフレの抑制を図る。
バイデン氏国内遊説へ、中間選挙へインフレ抑制法案などアピール
[チャールストン(米サウスカロライナ州)11日 ロイター] - 米ホワイトハウス高官は11日、バイデン大統領が国内遊説を計画していると発表した。11月8日の中間選挙に向け、4300億ドル規模の「インフレ抑制法案」の上院通過など最近の勝利をアピールし、民主党の支持者囲い込みを目指す。
米卸売物価、7月は前月比0.5%低下 基調的インフレは鈍化
米労働省が11日発表した7月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月より0.5%低下した。低下は2020年4月以降で初めて。6月は1.0%上昇していた。7月の前年同月比は9.8%上昇。6月は11.3%上がっていた。
米下院、「インフレ抑制法案」を12日に可決へ=ペロシ議長
[ワシントン 10日 ロイター] - ペロシ米下院議長は10日、下院が12日に4300億ドル規模の「インフレ抑制法案」を可決すると述べた。
米国株式市場=急伸、米インフレ鎮静化で積極利上げ観測後退
米国株式市場は急伸し、ナスダック総合とS&P総合500種が共に約2%上昇して終了した。米インフレ率が鎮静化し、連邦準備理事会(FRB)は予想ほど積極的な利上げを行わないとの見方が台頭したことが背景。
NY外為市場=ドル下落、米インフレ鎮静化で積極利上げ観測後退
ニューヨーク外為市場で、ドルが広範な通貨に対し下落した。インフレが予想よりも鎮静化したことを受け、連邦準備理事会(FRB)は予想ほど積極的な利上げを行わないとの見方が台頭した。
米CPI、7月は前年比8.5%上昇 伸び鈍化 ガソリン価格下落
米労働省が10日に発表した7月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比8.5%上昇と、伸びは約40年ぶりの伸びとなった6月の9.1%から鈍化した。ガソリン価格が約20%下落したことが背景にある。
ロシア産原油の中欧向け供給が再開、ハンガリーが輸送費支払い
[ブダペスト 10日 ロイター] - ロシア産原油をウクライナ経由でハンガリーなどの中欧諸国に輸送する「ドルジバ・パイプライン」の南側ルートが10日、再開した。同ルートは6日間にわたり停止されていたが、ハンガリーの石油・ガス企業MOLがウクライナに輸送費を支払ったことで再開された。