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ロイター・インタビュー

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インタビュー:日銀、来年初めにも短期金利引き上げる可能性=渡辺・東大教授

[東京 31日 ロイター] - 東京大学大学院経済学研究科の渡辺努教授はロイターとのインタビューで、来年の春闘の帰すう次第で日銀が来年初めにも短期の政策金利を引き上げる可能性があると述べた。政府の経済財政諮問会議の特別セッションで委員を務める渡辺氏は、「労使の見方が変わってきたことがはっきり分かれば、利上げはあり得る」と話した。

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インタビュー:外債投資、高利回りの保有進めたい=りそなHD社長

[東京 29日 ロイター] - りそなホールディングスの南昌宏社長はロイターとのインタビューで、外債投資の方針に関して、現在の保有外債の平均運用利回り3.5%よりも高い利回りの保有を進めたいとの意向を示した。米金利の落ち着きにより、来年には調達金利が低下することも見込まれ「キャリー収益が上がっていく。そういう流れを作っておきたい」と述べた。

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再送-インタビュー:EV向け充電器、30年代に売上の15%に=パナソニックオートモーティブ社長

[東京 17日 ロイター] - パナソニックホールディングス傘下のパナソニックオートモーティブシステムズの永易正吏社長はロイターとのインタビューで、グローバルに電気自動車(EV)の普及が進む中、車載充電器を大きく伸ばす方針を示した。30年代には売上高の15%程度まで成長する見通しだという。現在開示していない各事業の収益性を打ち出していく考えも示した。

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インタビュー:米軍のフィリピン基地利用、台湾有事の際「役立つ」=マルコス氏

[ワシントン 4日 ロイター] - フィリピンのマルコス大統領は4日、米軍によるフィリピン国内の基地利用容認について、中国が台湾を攻撃した場合に「役に立つ」防衛的措置との見方を示した。4日間の訪米終了に伴いインタビューに応じた。

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インタビュー:海外もコンビニの「食」に強み、すぐの分離は正しくない=7&iHD社長

[東京 5日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長はロイターとのインタビューで、「食」の強みを生かしてグローバルにコンビニ事業の拡大を図る方針を示した。「コンビニ事業の5年、10年の成長を考えた時に、あらゆる選択肢を検討するなかでも、今すぐスピンオフする判断は正しくないと考えている」と述べ、米投資ファンドの株主提案に改めて反対の姿勢を示した。

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インタビュー:子育て財源、日本経済の状況から消費税は難しい=後藤経済財政相

[東京 2日 ロイター] - 後藤茂之経済財政相は2日、ロイターとのインタビューで、6月に岸田文雄政権が大枠を示す予定の子ども・子育て政策の財源について、日本経済の状況から考えて消費税は難しいとの見解を示した。米欧発の銀行不安で日本経済に大きな影響は生じていないとしつつ、金利・流動性リスクへの対応が必要と強調した。

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インタビュー:バンクラン規制強化なら金融機能を制約=五味・元金融庁長官

[東京 27日 ロイター] - 元金融庁長官でSBI新生銀行の五味広文会長は、現代的なデジタル・バンクラン(取り付け)に対処するため、当局が資本規制を強化すれば金融機能を制約することになると否定的な考えを示した。植田日銀発足に伴う金利先高観に関し、動きが緩やかなら運用環境の改善を通じて銀行本来の預貸業務が活発化するとの見方も示した。

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インタビュー:内外事業融合で資源を最適配分、介護は海外展開も=SOMPOHD社長

[東京 26日 ロイター] - SOMPOホールディングスの奥村幹夫社長は、国内市場の縮小を見据えて拡大してきた海外事業が一定の規模になったことから、国内外の損害保険事業を融合し、資源の最適配分を行っていく方針を示した。今後は、大型買収せずとも、チームを取り込むような形で1、2年で数百億円単位で収入保険料の上積みを行っていけるという。一方で、注力している介護事業は将来の海外展開を見据える。ロイターとのインタビューで語った。

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インタビュー:日銀、年内の金利引き上げ困難 来年は米欧利下げで円高も=渡辺元財務官

[東京 26日 ロイター] - 渡辺博史元財務官(国際通貨研究所理事長)は26日、ロイターとのインタビューで、日銀が年内に金利を引き上げるのは難しいと述べた。来年以降は米欧中銀が順次利下げを始める公算が大きく、為替が円高方向に進むとの見通しを示すとともに、1ドル115円程度なら金融緩和強化などの政策対応は不要との見解を示した。

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インタビュー:植田日銀は早めに緩和修正を、YCC見直しは不意突く必要=玉木・元財務官

[東京 20日 ロイター] - 玉木林太郎・元財務官はロイターとのインタビューで、新体制が始まった日銀の金融政策について、現行の大規模緩和の修正に早めに着手すべきと指摘した。中でも長短金利操作(YCC)の見直しが最優先で、秩序を保ちつつも市場が織り込まないよう不意を突く形で打ち出す必要があるとした。

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特別リポート:地下司令部の文書でたどる、ロシア軍敗走までの日々

[バラクレヤ(ウクライナ) 26日 ロイター] - ロシア軍の兵士たちは数週間前にこの町から逃げ去った。だが、その痕跡は至る所に残っていた。 | ビデオ

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特別リポート:変わる自動車業界の勢力図、テスラに挑む吉利の勝算

[杭州市(浙江省) 8日 ロイター] - 「ボルボがどれだけの規模の企業かご存知ですか」。フォード・モーターのドン・レクレアー最高財務責任者(CFO)は尋ねた。

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特別リポート:オイルマネーで脱石油、サウジ戦略転換の現実味

[リヤド 23日 ロイター] - 午前3時、スペイン人の生物学者カルロス・ドゥアルテ氏はサウジアラビアの王宮にいた。この国でもっとも権力を持つ人物を未明までずっと待っていた。

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特別リポート:コロナ禍とCO2、炭素循環を極めた女性科学者

[ノリッジ(英国) 26日 ロイター] - カナダのケベックで生まれ、「炭素循環」の研究者として知られるコリーヌ・ルケレ氏は、ロイターのホットリストの上位にランクされた。世界で最も影響力のある環境問題の科学者1000人を取り上げたこのリストで、女性の割合は7人中1人にも満たない。男性が多数を占めるこの分野で性差別を目の当たりにしてきたルケレ氏は、粘り強く奮闘してきた。

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