[ミラノ/パリ 8日 ロイター] -
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード
STOXX欧州600種 394.04 -0.50 -0.13 394.54
FTSEユーロファースト300種 1547.73 -1.65 -0.11 1549.38
DJユーロSTOXX50種 3642.11 -16.68 -0.46 3658.79
週明け欧州株式市場は反落して取引を終えた。フランス大統領選で親欧州連合(EU
)派のマクロン前経済相が勝利したことを好感して買われる場面もあったが、株価の勢い
は次第に失われた。
トムソン・ロイターのデータによると、ユーロ圏の優良企業の第1・四半期決算は、
利益の伸び率が平均で20%以上となった。力強い企業収益は株式相場を下支えしている
。政治的リスクも後退してきている。
7日の決戦投票ではEUとの協調を訴える中道系のマクロン氏が「反EU」を唱える
極右の国民戦線(FN)のルペン党首を下して当選した。
フランスのCAC40指数は0.91%低下した。JPモルガンのグローバ
ル市場ストラテジスト、エマニュエル・コー氏は「選挙結果を織り込んで相場は既に大幅
に上昇していた」と言う。「われわれは資本財と化学の部門でリスクテイクを少し減らし
た」と述べた。
2015年11月以来の高値圏にあったSTOXXユーロ圏銀行株指数は0
.84%の低下。銀行は他の部門に比べて政治的要因に左右されやすい。フランスの銀行
BNPパリバとソシエテ・ジェネラルは1.5%と2.5%それぞれ
下落した。
フランスの中小型株指数は0.20%の低下で、CAC指数ほどの値下がり
にならなかった。SYZアセット・マネジメントのアナリストらは、国内企業がマクロン
氏の政策の恩恵を受けると指摘した。
軟調な決算を発表した銘柄も売られた。オランダの郵便事業会社ポストNLは6.0%安。第1・四半期収益が市場予想を下回ったことが嫌気された。イタリア高
級ブランドのトッズも11.0%急落。第1・四半期の業績が振るわなかったほ
か、証券会社による投資判断の引き下げも売り材料となった。
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