一部に弱さみられるが、景気は緩やかに回復している=麻生財務相

ロイター編集
一部に弱さみられるが、景気は緩やかに回復している=麻生財務相
 10月17日、麻生太郎財務相は17日午前の衆院財務金融委員会で、足元の景気について、一部に弱さが見られるのは確かだが、景気は落ち込んでおらず、緩やかに回復しているとの見方を示した。都内で9月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 17日 ロイター] - 麻生太郎財務相は17日午前の衆院財務金融委員会で、足元の景気について、一部に弱さが見られるのは確かだが、景気は落ち込んでおらず、緩やかに回復しているとの見方を示した。
麻生財務相は「4月の消費税上げに伴う反動減の影響は残っているが、1─6月でみるとGDP(国内総生産)はプラスであり、景気は落ち込んでいるわけではない」と指摘。地域や業種によってばらつきはあるが、「日本経済に過度に悲観的になることはない。このまま落ち込んでいくという考えは持ってない」と語った。
10%への消費増税については「予定通りできるような経済状況を作らないといけない」との考えをあらためて示した。また、消費税引き上げを見送った場合のリスクについて、「国債が売り浴びせられる可能性はゼロではない」とし、「最悪を考えておかないといけない。日銀総裁も売り浴びせられたら対応できないと話された。そういうことを考えて対応するのであれば、(消費税を)上げて反動減の対応を考えた方が現実的だ」との考えを示した。
足元の物価上昇はエネルギー価格上昇によるコストプッシュ型のインフレではないかとの指摘には「エネルギーや消費税上げの影響を除いたベースでも物価は上がっている。予想物価上昇率の上昇が全体として感じられる」と指摘。「コストプッシュインフレという指摘は当たらない」と答えた。
坂元大輔委員(次世代)、鈴木克昌委員(生活)の質問への答弁。

石田仁志 編集:山川薫

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab