米HPの11─1月期、売上高が予想上回る 事業再建が奏功

ロイター編集
[サンフランシスコ 20日 ロイター] - 米ヒューレット・パッカード(HP) が発表した第1・四半期(11─1月)決算は、売上高が予想ほど落ち込まなかったほか、2014年度の利益見通しを引き上げた。主要2事業が増収となり、業績改善の兆候をあらためて示した。
売上高は282億ドルと、前年の284億ドルからやや減少したが、約272億ドルを見込んでいた市場予想を上回った。
PCを含むパーソナルシステム部門の売上高が4%増加したほか、エンタープライズグループ部門の売上高は1%増えた。
純利益は16%増の14億ドル。前年同期は12億ドルだった。
特別項目を除く1株利益は0.90ドルと、市場予想の0.84ドルを上回った。
同社はまた、通年の1株利益見通しを従来の3.55─3.75ドルから3.60─3.75ドルとし、レンジの下限を引き上げた。
HPは目下、パソコン(PC)販売に依存する従来の事業構造から脱却し、法人向けのネットワーク・PC機器販売を新たな収益源に育てることを目指している。
事業再建を指揮するメグ・ホイットマン最高経営責任者(CEO)はこれまで、2014年は売上高が安定化するとの見方を示していた。
CEOはこの日、ロイターに対し、HPの欧州事業について、域内先進国の状況が落ち着いているとして前向きな見方を示したほか、インド、メキシコなどの新興国市場も力強いと述べた。中国事業については引き続き横ばいとし、他社よりも健闘しているとの見方を示した。
HP株価は通常取引を30.19ドルで終えた後、決算発表を受け、時間外取引で30.20ドルに上昇した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab