5月14日、今年のカンヌ国際映画祭で審査委員長を務めるジェーン・カンピオン監督は、映画産業には「固有の性差別があり」、女性監督が不足しているのは「非民主的」だと苦言を呈した。写真はカンピオン審査委員長(スクリーン)のスピーチを聞く審査員ら(2014年 ロイター/Yves Herman)
[カンヌ(フランス) 14日 ロイター] - 今年のカンヌ国際映画祭で審査委員長を務めるジェーン・カンピオン監督は14日、映画産業には「固有の性差別があり」、女性監督が不足しているのは「非民主的」だと苦言を呈した。
ニュージーランド出身のカンピオン氏は、同映画祭の最高賞「パルムドール」を受賞した唯一の女性監督。カンヌ映画祭にはここ数年、女性監督の作品が少ないとの批判が寄せられている。
カンピオン監督は開幕に先立って行われた審査員記者会見で「映画産業には固有の性差別のようなものがあると言わざるを得ない。それは極めて非民主的であり、女性たちも気づいている」と語った。
14日から12日間の日程で開催される第67回カンヌ国際映画祭では、1993年の作品「ピアノレッスン」でパルムドールを獲得したカンピオン氏のほか、ソフィア・コッポラ監督や韓国人女優チョン・ドヨン、イラン人女優レイラ・ハタミなど、審査員の過半を女性が占める。
しかし、コンペティション部門に選ばれた18作品のうち、女性監督の作品は、河瀬直美監督の「2つ目の窓」など2作品のみにとどまっている。
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