3月18日、米ホワイトハウスのカーニー報道官は会見で「自分なら、空売りは別として、今はロシア株に投資しない」と述べた。昨年11月撮影(2014年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 18日 ロイター] -クリミア問題で米欧とロシアが激しく対立するなか、ホワイトハウスが、ロシア株投資を控えるよう、異例の勧告をした。
ホワイトハウスのカーニー報道官は18日の会見で「自分なら、空売りは別として、今はロシア株に投資しない」とややほほ笑みをたたえつつ述べた。
ウクライナ南部のクリミアは16日の住民投票で、ロシアへの編入を圧倒的多数で承認。これを受け、米欧はロシアへの追加制裁を発表した。しかし、西側の圧力が強まる中で、プーチン・ロシア大統領は18日、クリミアを編入する条約に調印。米欧は対ロシア制裁を強化する方針だ。
カーニー報道官は、クリミアのロシア編入めぐり、米国がロシアに対しさらなる制裁を準備しており、ロシア経済に悪影響が出ると指摘した。
前週、クリミア住民投票が迫るなか、ロシア株は急落していた。しかし、週明け17日は、米欧の制裁内容が想定の範囲内との受け止めから上昇。18日も、プーチン大統領がウクライナへの介入を拡大しない姿勢を示したことから、株、通貨ルーブルとも上昇した。
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