8月5日、サントリー食品インターナショナルは、14年1―6月期の連結営業利益が前年同期比25.9%増の347億円になったと発表した。1月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)
[東京 5日 ロイター] - サントリー食品インターナショナル <2587.T>は5日、2014年1―6月期の連結営業利益が前年同期比25.9%増の347億円になったと発表した。強いブランド力を武器に、消費増税後も国内販売は順調に回復しているほか、英ブランドを買収したことで海外事業が大幅増益となった。14年12月期の通期予想は据え置いた。
国内清涼飲料販売数量は、「サントリー天然水」、「BOSS」、「伊右衛門」など主力ブランドが好調に推移した結果、前年同期比3%増となった。通年で前年比1.5倍の販売を計画している特定保健用食品(特保)飲料も好調で、「伊右衛門特茶」は年間販売目標を800万ケースから1000万ケースに上方修正した。
国際事業では、昨年買収した英飲料ブランド「ルコゼード」、「ライビーナ」の収益が上乗せされ、欧州の売上高・営業利益が拡大。政変があったタイなどを含むアジアやオセアニアのマイナスをカバーした。また、為替円安によるプラス効果も出ている。
14年12月期の連結売上高は前年比12.4%増の1兆2600億円、営業利益は同16.9%増の850億円で据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト11人の営業利益の予測平均値は867億円。
今年10月にサントリーホールディングスの社長に新浪剛史氏が就任することについて、鳥井信宏社長は「独立性について話をしたが、三菱商事が大株主だったローソンの社長だっただけに、独立性の大切さは理解している」と評価した。
清水律子
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