伊国債利回り、財政状況から正当化されない=独経済諮問委員

ロイター編集
[ミラノ 13日 ロイター] 独政府の経済諮問委員会のメンバー、ペーター・ボーフィンガー氏は13日、現在のイタリア国債の利回りは同国の財政状況から正当化される水準ではなく、イタリア政府が自国国債への支援をユーロ圏に求めていることは正しい判断との見方を示した。
同氏は、イタリア紙とのインタビューで、市場がイタリアの財政健全化へ向けた前進を認識しておらず、財政赤字の観点から先進7カ国(G7)の中で、ドイツの次に「最も健全な」国だと指摘した。
また、イタリアと英国の国債利回りを比較し、英国の財政赤字の対GDP比がイタリアよりも大きいにも関わらず、英国債の利回りが低いことは理解できないとしたうえで、違いは欧州中央銀行(ECB)とは異なり、イングランド銀行(BOE)が「最後の貸し手」になっていることだ、と述べた。
ボーフィンガー氏は諮問委員会のメンバー5人のうちの1人だが、同氏の見方は独政府の政策の本流とはなっていない。

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