中国製薬会社がアフリカにエボラ治療薬を供給、臨床試験も

ロイター編集
中国製薬会社がアフリカにエボラ治療薬を供給、臨床試験も
 10月16日、中国の製薬会社、四環医薬は、アフリカでエボラ出血熱への対応を支援している中国の援助関係者向けに、エボラ熱治療薬を供給したと明らかにした。ドイツのハレにある研究所で8月撮影(2014年 ロイター/Axel Schmidt)
[上海 16日 ロイター] - 中国の製薬会社、四環医薬<0460.HK>は、アフリカでエボラ出血熱への対応を支援している中国の援助関係者向けに、エボラ熱治療薬「JK─05」を供給した。同社の幹部が16日、ロイターに明らかにした。
Jia Zhongxin最高執行責任者(COO)によると、アフリカに供給された治療薬は数千回分で、必要であれば、さらに提供する可能性があるという。
同社の幹部、Huo Caixia氏は「援助関係者がすでに治療薬を持って行っている。(援助関係者の間で)エボラ熱が発症した場合に使用できる」と述べた。
この治療薬は中国軍事医学科学院が開発したもので、まだ承認されておらず、認められているのは緊急時の軍での使用のみ。四環医薬は中国での一般利用に向け、当局に申請を行うことで同院と合意した。
同社はまた、アフリカでの臨床試験を準備しており、現地の患者を対象に実施する可能性があるという。現時点で中国人に感染者はいない。

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