ミャンマー向け債権放棄などで合意、総額60億ドルの債務免除

ロイター編集
 [28日 ロイター] ミャンマー政府は、世銀とアジア開発銀行(ADB)に対する延滞債務を解消した。日本の国際協力銀行が延滞債務解消のための資金を融資した。
 これに伴い、ADBは28日、ミャンマー向けの融資を再開すると表明。社会・経済プロジェクト向けに5億1200万ドルを融資したことを明らかにした。
 世銀も、日本の支援でミャンマーが延滞債務を解消したと表明。同国に4億4000万ドルの融資を行ったことを明らかにした。
 ミャンマー政府は、25日にパリクラブ(債権国会議)との会合を開き、同国の延滞債務の半分を免除することで合意が成立したと表明。残り半分についても、15年間の返済繰り延べ(猶予期間7年)が決まった。
 さらにノルウェーがミャンマー向け債権5億3400万ドル全額を放棄するほか、日本も同国向け債権30億ドル以上を放棄する。
 ミャンマー政府は「こうした一連の合意により、債務免除額は、債務総額の6割以上に相当する60億ドル前後に達する」としている。

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