EU、ロシア産ガス依存度低下に向け協議

ロイター編集
EU、ロシア産ガス依存度低下に向け協議
 EU当局者らは、ロシア産天然ガスの主要経由地となるウクライナでの危機を受け、ロシア産ガスへの依存度低下に向けた協議を非公開で行った。写真はロシア産ガスを運ぶパイプライン。4月撮影(2014年 ロイター/Radovan Stoklasa)
[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)当局者らは5日、ロシア産天然ガスの主要経由地となるウクライナでの危機を受け、ロシア産ガスへの依存度低下に向けた協議を非公開で行った。石炭利用の拡大も検討したもようだ。
欧州委員会のエッティンガー委員(エネルギー担当)や、EU各加盟国の専門家が協議に参加した。
ロイターが確認した協議プログラムのコピーによると、シェールガスの利用拡大や貯蔵面での改善、需要縮小策などが議題に挙げられた。
協議に参加した専門家の1人は匿名を条件に、協議では石炭といったその他燃料の利用拡大や、エネルギー効率の改善などについて話し合われたと明らかにした。
ただ、アナリストらは、EU加盟28カ国間でエネルギー政策をめぐる意見の相違が露わになる可能性があるとして、協議の効果に疑問を呈している。
ウクライナと国境を接するポーランドは、ロシアに対抗するため、ガス輸入についてEU全体で協力するプランを提案したものの、5日の協議に参加した関係筋によると、エッティンガー委員はポーランドのプランとは距離を置いたという。

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