5月21日、 ムーディーズは中国の不動産業界について、見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。写真は北京で6日撮影(2014年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[香港 21日 ロイター] - ムーディーズ・インベスターズ・サービスは21日、中国の不動産業界について、今後1年、住宅販売の伸び鈍化や在庫増加、流動性の低下が予想されるとし、見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。
ムーディーズは、今後の不動産販売の伸び鈍化の主要因として、国内の流動性逼迫(ひっぱく)、住宅ローン金利の上昇、住宅価格の下落観測、中国の経済成長鈍化を指摘した。
ムーディーズのアシスタント・バイスプレジデント、フランコ・ルン氏は円卓会議で、今後1年の中国の不動産販売価格は前年比横ばいから5%増加と、2013年終盤の26.6%から伸びが鈍化する見通しだと述べた。
ただ、ムーディーズは格付けを付与している中国の不動産デベロッパー52社の大半について、流動性の水準や資金調達環境が良好であるから、信用の質が変わることはないとの見解を示した。
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