米NY近郊の原発で9日に火災、ハドソン川に原油流出

ロイター編集
米NY近郊の原発で9日に火災、ハドソン川に原油流出
 5月10日、米ニューヨーク市近郊のインディアン・ポイント原子力発電所で9日に起きた火災を受け、ハドソン川に原油が流出した。写真はインディアン・ポイント原発から立ち上る煙。9日撮影(2015年 ロイター/Gustavus Gricius/Handout)
[10日 ロイター] - 米ニューヨーク市近郊のインディアン・ポイント原子力発電所で9日に起きた火災を受け、10日にはハドソン川に原油が流出した。ニューヨーク市中心部から約65キロメートル北の場所に位置する同原発では9日、3号機の変圧器から出火し原子炉が一時停止した。
10日に原発を訪れたニューヨーク州のクオモ知事の説明によると、出火した際に漏れた原油が汚水タンクからあふれ、その後、地面や川に流れ出た。流出した石油の量は不明。
同原発を運営するエンタジーによると、現在3号機は安定した状況にあり、近隣住民や従業員への影響はないという。
クオモ知事は、火災事故そのものに危険はないとしながらも、全米最大の都市に近いこともあり、「この原発で何か起きれば、当然不安が生じる」と指摘、原油流出による環境への悪影響にも懸念を示した。

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