新興国株ファンド多額の資金流出、米利上げ観測で

ロイター編集
新興国株ファンド多額の資金流出、米利上げ観測で
 6月12日、米利上げ観測を受け、新興国株式ファンドは多額の資金流出に見舞われた。写真は南京の証券会社で他の投資家と話す人。4日撮影(2015年 ロイター/China Daily)
[ロンドン 12日 ロイター] - 米利上げ観測が高まっていることを受けて、新興国株式ファンドは過去1週間に、2008年の金融危機以来となる多額の資金流出に見舞われた。
調査会社EPFRによると、10日までの1週間に新興国株式ファンドから92億7000万ドルが流出。このうち79億ドルがアジアのファンドからの流出だった。
モルガン・スタンレーはノートで、中国は1週間の資金流出としてはドル建ての金額(71億2000万ドル)、運用資産に対する割合(2.14%)ともに過去最大となったと指摘している。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチによると、世界の株、債券ファンドから120億ドルが流出。株、債券ともに資金が流出するのは今年に入って初めてという。

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