10月22日、日銀が発表した10月の主要銀行貸出動向アンケート調査によると、7─9月期の企業の資金需要の強さを示す資金需要判断DIはプラス5となり、前回調査(2014年4─6月期)から横ばいだった。2013年10月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 22日 ロイター] - 日銀が22日発表した10月の主要銀行貸出動向アンケート調査によると、7─9月期の企業の資金需要の強さを示す資金需要判断DIはプラス5となり、前回調査(2014年4─6月期)から横ばいだった。
一方、個人向けはプラス6となり、前回のマイナス10から大きく改善。住宅ローンの需要を中心に回復の兆しがみられている。
企業向けのDIを規模別にみると、大企業向けが前回のプラス6からプラス1となり、2四半期連続の悪化となった。業種別では、製造業がマイナス2からゼロに改善しているのに対し、非製造業はプラス8からプラス2に悪化している。
一方、中堅企業向けはゼロからプラス4に改善、中小企業向けはプラス4で横ばいだった。
個人向けは、前回調査からの改善幅が16ポイントと統計開始以降で最大となった。4月の消費税率引き上げ直後の前回調査では過去最大の悪化幅(30ポイント)を記録しており、増税に伴う駆け込み需要とその反動減の影響が資金需要に反映されているとみられる。
うちわけをみると、住宅ローンがプラス2となり、前回のマイナス17から大幅に改善した。消費者ローンはプラス2で、前回から横ばいだっった。
調査は9月9日から10月10日に、貸し出し残高上位の50金融機関を対象に実施した。
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