10月22日、オーストラリア連邦統計局が発表した第3・四半期の消費者物価指数(CPI)は、豪準備銀行(RBA)のトリム平均値CPIが前期比0.4%上昇した。2013年10月、シドニーで撮影(2014年 ロイター/David Gray)
[シドニー 22日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が発表した第3・四半期の消費者物価指数(CPI)は、豪準備銀行(RBA)が政策運営で重視するトリム平均値CPIが前年比2.5%上昇となり、予想の2.7%上昇を下回った。
上昇率が目標レンジ(2─3%)内に収まったことから、中銀が低金利政策を継続する余地が拡大した。
トリム平均値CPIは、前期比では0.4%上昇した。伸び率はロイターがまとめた市場予想0.5%を下回った。
総合指数に相当するオールグループは前期比0.5%上昇、市場予想は0.4%上昇だった。前年比では2.3%上昇し、予想と一致した。
コモンウェルス銀行の首席エコノミスト、マイケル・ブライズ氏は「中銀はこの数字に満足しており、金利の安定期間を設ける方針を強調するだろう」との見方を示した。
また、一部のアナリストは、炭素税廃止により電力料金が下落したことが、CPI押し下げ要因となったと指摘する。世界的な石油価格の下げを背景に自動車燃料が値下がりしたこともCPIを押し下げた。
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