2月22日、ソニーは新型携帯ゲーム機「プレイステーション(PS) ヴィータ」を米国市場に投入した。昨年9月撮影(2012年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
[22日 ロイター] ソニー<6758.T>は22日、新型携帯ゲーム機「プレイステーション(PS) ヴィータ」を米国市場に投入した。しかし、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末の普及でプレーヤーのゲーム習慣が急速に変化する中で、携帯ゲーム機市場の縮小も予想されており、販売は苦戦すると見る向きもある。
米調査会社ガートナーのリサーチディレクター、マイケル・ガーテンバーグ氏は「ソニーはまるで、スマートフォンやタブレット端末が存在しない世界に向けて製品をデザインしたようだ。(ヴィータは)大半の(携帯)電話よりも高くて多くのゲーム機と同程度(という価格設定)だが、どの市場をターゲットとしているのかが見えない」と指摘した。
ヴィータは本体価格が250ドル。ダウンロードコンテンツからゲームデータなどを保存するための専用メモリーカードが少なくとも20ドル、さらにゲームソフトの購入代金は1本で最大40─50ドルにもなる。
一方、ソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカ(SCEA)のジャック・トレットン最高経営責任者(CEO)は、同社はヴィータの市場規模が大きいと確信していると述べた。
また、同社のヴィータの販売目標については、発売3週間で50万台売れれば「非常にうれしい」としている。
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