米国が北朝鮮に24万トンの食糧支援計画、輸送監視条件に

ロイター編集
米国が北朝鮮に24万トンの食糧支援計画、輸送監視条件に
2月29日、米政府は、核実験やウラン濃縮、核施設への国際原子力機関査察団受け入れなどで合意した北朝鮮に対し、年間24万トンの食糧支援を行う計画を明らかにした。写真は23日に北京で行われた米朝協議後に記者団に答えるデービース米政府特別代表(2012年 ロイター/Jason Lee)
[ワシントン 29日 ロイター] 米政府は29日、核実験やウラン濃縮、核施設への国際原子力機関(IAEA)査察団受け入れなどで合意した北朝鮮に対し、年間24万トンの食糧支援を行う計画を明らかにした。同国でまん延する栄養不良問題に対処することが目的だとしている。
計画では、食糧の輸送は毎月行われ、トウモロコシと大豆のブレンドや植物油のほか、子どもや妊婦を対象とした栄養補助食品などが提供される。
クリントン国務長官は、最も支援を必要としている国民に食糧が行き渡ることを確実にするため、支援実施には輸送システムの監視で合意することが条件だとしている。米高官は「1990年代半ばに米国が北朝鮮に食糧支援を開始して以来、最も厳しく管理された支援プログラムになる」と述べた。
北朝鮮は29日、核実験やウラン濃縮、長距離ミサイル発射の停止と、モラトリアム(一時停止)履行確認を目的とした寧辺の核施設への国際原子力機関(IAEA)査察団受け入れで合意している。

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