6日のギリシャ総選挙、結果次第ではユーロ圏離脱も=与党党首

ロイター編集
6日のギリシャ総選挙、結果次第ではユーロ圏離脱も=与党党首
5月4日、ギリシャ最大与党である全ギリシャ社会主義運動のベニゼロス党首は、総選挙の結果次第ではギリシャがユーロ圏離脱を余儀なくされる恐れがあると訴えた(2012年 ロイター/John Kolesidis)
[4日 ロイター] ギリシャ最大与党である全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のベニゼロス党首(前財務相)は4日、総選挙を6日に控えた最後の演説で、選挙の結果次第ではギリシャがユーロ圏離脱を余儀なくされる恐れがあると訴え、有権者の支持を仰いだ。
ベニゼロス党首は「ギリシャ国民は6日、運命の岐路に立つ」とし、「ギリシャが欧州、かつユーロ圏にとどまるのか、もしくは国家を破たんさせ、国民を深刻な貧困に陥れるかは、6日に決定される」と述べた。
ドイツのショイブレ財務相はこの日、次期ギリシャ政権は、同国政府が欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)に対し履行を確約した支援条件を順守しなければならないとし、「(総選挙で)過半数票を獲得した政党がこれまでの合意事項を順守しなければ、同国はその結果責任を負うことになる」と警告した。
ただ、緊縮財政措置を盛り込んだ第2次支援を支持しているのは、与党2大政党のPASOKと新民主主義党(ND)のみ。第2次支援の受け入れをめぐり、同2党への支持は低迷しており、2党のみによる新連立政権の樹立を危ぶ声も聞かれる。他の小規模政党が緊縮措置に反対する国民の票を取り込み、躍進する可能性もある。
PASOKは今回の総選で、前回2009年の選挙で獲得した議席数の半分も確保できないとみられている。

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