世銀新総裁が先進国への助言に前向き姿勢、方針大きく転換

ロイター編集
世銀新総裁が先進国への助言に前向き姿勢、方針大きく転換
7月2日、世界銀行のジム・ヨン・キム新総裁は、ギリシャのような問題を抱える先進国に助言することに前向きな姿勢を示した(2012年 ロイター/Jason Reed)
[ワシントン 2日 ロイター] 世界銀行のジム・ヨン・キム新総裁は2日、ギリシャのような問題を抱える先進国に助言することに前向きな姿勢を示した。貧困国に焦点を当ててきた世銀の従来の方針を大きく転換させた格好。
新総裁は、世界経済が急激に失速しつつある「極めて重要な時期」において、発展途上国を保護することが最優先課題となると強調した上で、構造問題に直面する先進国に専門知識を提供することも可能だとの見解を示した。
初登庁日に記者団に対し、「要請があった場合にのみ関与するつもりだが、われわれが持つ専門知識は、高所得国を含む世界の多くの国々に関連している可能性がある」と指摘。
「(世銀の)スタッフは付加価値を与えられる関連した経験を持っていると感じており、それがその通りで、さらに要請があれば、(ギリシャを支援する)可能性に前向きに対応することは可能だ」と語った。

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