7月2日、米国での第2・四半期の新規株式公開(IPO)は、前年同期比で50%減少したことが明らかになった。写真はニューヨーク証券取引所。6月撮影(2012年 ロイター/Brendan McDermid)
[2日 ロイター] 米国での第2・四半期の新規株式公開(IPO)は、前年同期比で50%減少したことが、全米ベンチャーキャピタル協会(NVCA)とトムソン・ロイターの調べで明らかになった。
調査によると第2・四半期では、米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手フェイスブックが総額160億ドルと記録的な資金調達を実施したものの、実施されたIPO案件は前年比で50%減少し11件となった。
NVCAのマーク・ヒーセン会長は2日公表された声明で「フェイスブックのIPOが心理的に影響し、欧州経済の不透明感も第2・四半期の市場に冷や水を浴びせている」と述べた。
市場の注目を最も集め、期待されていたファイスブックのIPOだが、投資家が同社の広告収入に対して疑問符を付けるなどしたため株価が伸び悩んでいる。
一方で、ヒーセン会長は、ベンチャー・キャピタルの支援を受けた買収・合併(M&A)の活発化から2012年全体のIPO案件は増加するとの認識を示した。
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