9月3日、世界基督教統一神霊協会(統一教会)の創始者、文鮮明氏が肺炎などの合併症のために死去した。写真は2010年10月撮影(2012年 ロイター/Lee Jae Won)
[ソウル 3日 ロイター] 世界基督教統一神霊協会(統一教会)の創始者、文鮮明氏が3日、肺炎などの合併症のために死去した。92歳だった。統一教会の関係者が明らかにした。
文氏は3月に2500人による大規模な合同結婚式を開いたり、7月にも1万5000人以上を集めて行事を行ったりするなど活動を続けていたが、風邪と疲労が続いたため8月中旬にソウル市内の病院に入院。先週になって首都近郊の施設に移送されたが、回復の見込みは薄いとみられていた。
1920年に現在の北朝鮮に生まれ、1953年の朝鮮戦争休戦後に統一教会を創設。教会は国際的に急拡大したほか、韓国国内で新聞や10以上に上る企業などを運営し、海外でも事業展開した。
ただ、教会に批判的な人たちからは、異端で危険な団体との非難も長年続いており、財務面での不明瞭さや信者の勧誘方法について疑問を唱える声もある。
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