10月29日、豪中銀が、小規模ながら他の中銀への豪ドル売りを通じ、自国通貨高の是正に動いている可能性がある。写真は1豪ドル硬貨。7月撮影(2012年 ロイター/Tim Wimborne)
[シドニー 29日 ロイター] オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が、小規模ながら他の中銀への豪ドル売りを通じ、自国通貨高の是正に動いている可能性がある。
複数のRBA当局者は、自国の主要なコモディティ輸出に影響を与える価格急落を考慮すれば、豪ドルは高すぎると繰り返し発言している。
今のところ表立って豪ドル売り介入を実施していないが、8月と9月にかけてRBAはネットで8億6300万豪ドルの外貨準備を積み上げた。2010年初からの月間平均の増加幅は約5400万豪ドルとなっている。
RBS(シンガポール)の外為ストラテジスト、グレッグ・ギブス氏は「他の中銀への控え目な豪ドル売りによって、RBAが豪ドル高の是正に動いた可能性がある」と指摘。「豪ドル売りの規模は決して大きくはなく、RBAが、豪ドルを売っているとみられるのを嫌がっていることを示唆している」と付け加えた。
豪ドルは、米ドルやユーロ以外の外貨準備を持とうとする他の中銀からの需要が高まっている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」