2月20日、米ボーイングは、787型機(ドリームライナー)のバッテリーの問題の解決策を見つけたもよう。写真は2008年、シンガポールで撮影(2013年 ロイター/Vivek Prakash)
[ワシントン/ニューデリー 20日 ロイター] ある関係者によると、米ボーイングの幹部は22日に連邦航空局(FAA)のトップと会い、787型機のバッテリー問題について複数の解決策を示す見通しとなっている。
ボーイングの民間航空機部門のトップ、レイ・コナー氏がフエルタ長官に改善措置を説明する方針。内容はすでに、実務レベルの当局者が詳細に検討しているという。
同長官とラフード運輸長官が改善策を承認すれば、787型機の4月までの運行再開に向け前進することになる。
計画に詳しい関係筋がロイターに明らかにしたところによると、ボーイングは、バッテリー間の隙間を広くするなどの解決策をみつけたもよう。
この関係筋は「セル間の隙間が広がる見込み」と述べ、セル間の隙間が過熱の一因との見方を示した。
米運輸安全委員会(NTSB)の広報担当者はこの報道や運航再開計画の有無についてコメントを控え、「787型機の運航再開は問題解決策が十分であることをボーイングがFAAに示したうえで、FAAが決めることだ」と述べた。
FAAの広報担当者はコメントを差し控えた。
787型機をめぐっては、20日これより先、4月初めの運航再開観測をボーイングが持っているとインド国営航空エア・インディアのナンダン会長が述べていた。
同会長は「彼ら(ボーイング)は、787型機が4月初めから再び飛び始めるはずだと述べている。確信はないが、そう望んでいる」と語った。
エア・インディアは787型を6機保有、21機を発注している。
ボーイング(米シアトル)の広報は、4月の運航再開の可能性に関する質問に「かなり進展が図られている」とした上で、「この問題が明らかになって以降、顧客と緊密に連絡を取っている。その詳しい内容は秘密だ」と述べた。
787型機を保有する全日本空輸(ANA)<9202.T>、日本航空(JAL)<9201.T>それぞれの広報は4月再開の話は聞いていない、と述べた。
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