7月3日、インドの新政権はツイッターなどソーシャルメディア活用に積極的。フランスのファビウス外相と握手するモディ首相。ニューデリーで1日撮影(2014年 ロイター/Raveendran)
[ニューデリー 2日 ロイター] - インターネットの短文投稿サイトを運営する米ツイッターによると、5月に就任したインドのモディ首相(63)は同社と政権幹部の接触を認める異例の措置を取っており、政府内のソーシャルメディア活用促進を図っている。
モディ氏は前回の総選挙でツイッターや米交流サイト大手フェイスブック(FB)を通じて支持者を動員し、勝利を収めた。首相就任後は新政権のメディア調査戦略の中心に両サイトを位置づけ、閣僚や議員にも活用するよう求めている。
モディ氏のソーシャルメディア重視は、インドを世界有数の成長市場と見ている関係企業にとってチャンスとなっており、上級役員を派遣して政権との人脈作りに努めている。
ツイッターでモディ氏のフォロワー数は500万人と、世界の指導者の中で4位。FBで同氏に「いいね」を付けたユーザーは1880万人に上っている。
ツイッターのインド法人幹部によれば、同社はインドの閣僚やスタッフにソーシャルメディアの活用法を助言しているほか、大使や外交官を対象とした研修会も開催。同社と新政権との交流は世界的に見て「比類がない」水準という。1日にはムカジー大統領が3カ月にわたる同社との水面下の交渉を経てツイッターにデビューした。
一方、与党・インド人民党(BJP)関係者によると、現在訪印しているFBのサンドバーグ最高執行責任者(COO)はモディ氏との会談を要請中。3日にはプラサド通信情報技術相と会談する。
サンドバーグ氏と政府当局者の会談内容は不明だが、専門家はインドのネット普及率の低さや、FBの投稿内容に関する訴訟が頻発している件が議題となる公算が大きいと指摘している。
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