12月26日、仏企業ポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)社製の豊胸用シリコーンに破裂の恐れがあることが判明。これに関連し、オランダ保健当局は25日に同国内でPIPの製品が別名で約1000人に販売されていたと明らかにした。写真はPIPの豊胸用シリコーン。ニースで撮影(2011年 ロイター/Eric Gaillard)
[アムステルダム/マルセイユ 26日 ロイター] 世界で約30万人が使用する仏企業ポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)社製の豊胸用シリコーンに破裂の恐れがあることが判明。これに関連し、オランダ保健当局は25日、同国内でPIPの製品が別名で約1000人に販売されていたことが分かったと明らかにした。
PIPは豊胸材メーカーとして世界3位だったが、医療用ではなく安価な産業用シリコーンを使用していたことが発覚。製品は製造禁止となり、会社も2010年に経営破たんした。仏保健当局は23日、破裂したり炎症を引き起こしたりする恐れがあるとして、PIPの豊胸材を使用する女性に摘出するよう勧告していた。
オランダ当局は、同国の企業がPIP社製の豊胸材を購入し、国内で「M-implants」という別のブランド名で販売していたと発表。約1000人に上る使用者に対し、医師に相談するよう勧めた。
PIPは欧州や中南米で広く製品を販売。同社創業者のジャンクロード・マス容疑者については、「生命と健康」を害したとする中米コスタリカの要請を受け、国際刑事警察機構(ICPO)が国際指名手配している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」