中印首相、国境地域での衝突回避に向け協定に署名

ロイター編集
中印首相、国境地域での衝突回避に向け協定に署名
10月23日、中国とインドは、国境地帯の緊張緩和を目指す協定に署名。写真は中国の李克強首相(右)とインドのシン首相。代表撮影(2013年 ロイター)
[北京 23日 ロイター] - 中国とインドは23日、ヒマラヤのカシミール地方を含む国境地帯の緊張緩和を目指す協定に署名した。パトロール活動の事前通告などの措置が盛り込まれている。
中国を訪問中のインドのシン首相と中国の李克強首相が合意内容に署名した。
国境線をめぐる両国間の紛争は1962年に軍事衝突に発展した。今年に入ってからも中国の人民解放軍が何度も越境したとしてインド側が抗議するなど、相互不信が続いている。
李首相は記者団に対し、「この合意は国境地域で平和、平穏、安定を維持することに寄与する」と評価した。
シン首相は今回の合意が「国境地域の平和や安定、予見可能性を確実にする既存の取り決めをさらに強化するものだ」と語った。
合意は、国境地域での衝突を避けるため、問題となっている地域を巡回する際は相互に通告することとしている。また、国境が画定できていない地域で軍が対峙した場合は「最大限の自制」を行うとしている。

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