(内容を追加しました)
[ニューヨーク 19日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)
終値 16040.56(‐89.84)
前営業日終値 16130.40(‐23.99)
ナスダック総合
終値 4237.95(‐34.83)
前営業日終値 4272.78(+28.75)
S&P総合500種
終値 1828.75(‐12.01)
前営業日終値 1840.76(+2.13)
19日の米国株式市場は引けにかけて下げ足を速め、マイナス圏で終了した。この日
公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、経済状況が大きく悪化しない
限り、緩和縮小は継続されるとの見通しが示されたことが相場を圧迫した。
ダウ工業株30種 は89.84ドル(0.56%)安の1万6040.56ド
ル。
ナスダック総合指数 は34.83ポイント(0.82%)安の4237.9
5。
S&P総合500種 は12.01ポイント(0.65%)安の1828.75
。
足元の経済指標は厳冬の影響で実態が読み取りにくい状況が続くなか、S&P総合5
00種は過去最高値近辺にあるテクニカル分析上の抵抗線に直面している。
この日発表された経済指標では、1月の住宅着工件数は約3年ぶりの大幅な減少率を
記録。1月の卸売物価指数(PPI、季節調整済み)の最終需要は前月比0.2%上昇し
たが、顕著なインフレ圧力の高まりは示されなかった。
ただ一部のエコノミストは、低調な住宅着工統計を受けて第1・四半期の経済成長見
通しを下方修正している。ゴールドマン・サックスは第1・四半期の成長率見通しを従来
より0.1%ポイント低い年率換算1.8%に修正、バークレイズは0.3%ポイント引
き下げて1.9%とした。
USバンク・ウエルス・マネジメントのチーフ株式ストラテジスト、テリー・サンド
ベン氏は「経済の改善をめぐる見通しをさらに深く読み取るのには、ある程度の時間が必
要だと思う。そのためには経済指標がもう一巡するのを待たなければならない」と指摘。
相場は目先、「上向きのバイアスを伴いながらも横ばい」で推移し、「背景となる基礎的
条件は、株式に好ましい状況が維持される」と予想した。
電気自動車のテスラ・モーターズ は4.9%安の193.64ドルで通常取
引を終了。前日には過去最高値となる206.00ドルをつけていた。この日の時間外取
引では、予想を上回る第4・四半期決算を受けて一時、12%超の上昇となった。
前日に第4・四半期決算を発表した健康食品販売のハーバライフ は4.0%
安。
医薬品のチェルシー・セラピューティクス は24.4%の大幅高。前日に米
食品医薬品局(FDA)が同社の神経原性起立性低血圧症治療薬「ノルセラ」を承認した
。
宝飾品小売りケイ・ジュエラーズの親会社であるシグネット・ジュエラーズ
は同業のゼール・コーポレーション を1株当たり21ドルで買収すると発表した
。これはゼールの18日終値である14.91ドルに約41%上乗せした水準。シグネッ
トは18.1%値上がりし、ゼールは40.3%の急騰となった。
スーパーチェーン第2位のセーフウェイ は時間外取引で一時、3.2%上昇
。身売りの可能性をめぐって交渉を進めていることを明らかにした。
BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の出来高は合計で約6
9億ドルと、2月に入ってからの平均である70億6000万ドルに近い水準だった。
騰落比率は、ニューヨーク証券取引所では5対9、ナスダックでは約2対5となった
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