ロンドン株式市場=反落、小売り株値下がり

ロイター編集
    [ロンドン 21日 ロイター] - 
 <株式指数>                  終値    前日比      %  前営業日終  コード
                                                               値  
 FT100種               7038.97    -22.30   -0.32     7061.27          
        
    ロンドン株式市場は反落して取引を終えた。小売り株が売られ全体水準を押し下げた
。
    衣料小売りのモス・ブロスは23.2%急落し、時価総額の4分の1近くが
吹き飛んだ。サプライ・チェーンで起きた問題や客足が減ったことを理由に利益見通しを
引き下げた。
    日曜大工用品小売り、キングフィッシャーは10.7%下落し、2017年
11月以来の安値に落ち込んだ。最近の市況に軟調な見方を示したことが嫌気された。
    そのほか、衣料小売り大手ネクストは2.6%、食品のアソシエーテッド・
ブリティッシュ・フーズ(ABF)は3.1%の連れ安となった。
    1月と2月にほぼ横ばいだったFT350種小売株指数は3月に入って
から約9%低下している。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる国民投票後につけた安値
以来の低水準だ。中型株を含むFTSE350種指数は3月に約3%低下してお
り、小売り株の値下がりの方が著しいことが分かる。
    この日はまた、英国の11─1月の賃金の伸びが2年半近くぶりの大幅なプラスとな
ったことでポンドが0.5%ポイント近く上昇し、ドルで収益を上げる大手企業や輸出銘
柄の重しとなった。たばこ大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)や世界最大の蒸留酒メーカー、ディアジオ、日用品大手ユニリーバな
どの国際企業の値下がりが目立った。
    一方、中型株では不動産投資信託(REIT)のハマーソンが4.2%上昇
した。小売事業の不動産開発を手がけるフランスの会社クレピエールからの買収提案を拒
否したことが報道された19日以降、合併・買収(M&A)期待から値上がり傾向にある
。

    
 (い)

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