[ロンドン 22日 ロイター] -
<株式指数 終値 前日比 % 前営業日終 コード
> 値
FT100 6952.59 -86.38 -1.23 7038.97
種
ロンドン株式市場は続落して取引を終えた。7000ポイントの大台を下回った。
イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が予想外にタカ派的な姿勢を示したことで
ポンドが値を上げ、輸出銘柄が多いFT100種の重しとなった。米中貿易紛争への懸念
も影響した。
BOEはこの日、政策金利を据え置いたものの、2人の政策当局者が予想外に利上げ
を主張した。BOEが5月に利上げするとの見方が高まった。シティ・インデックスの上
級市場アナリスト、フィオナ・シンコッタ氏は「金融政策委員会の決定は、5月の利上げ
に一歩近づいたと捉えていいだろう」と述べた。「ポンドが値を上げ相場の重しとなった
」との見方を示した。
金融部門が最も軟調で、FT100種を約30ポイント押し下げた。HSBCとバークレイズは2%超の値下がりとなった。米連邦準備理事会(FRB)が
前日に示した政策金利見通しが予想ほどタカ派的でなかったことが重しだった。
この日はまた、米トランプ大統領が中国からの輸入品に最大600億ドルの関税を課
す大統領令に署名したことで貿易紛争への懸念が再び高まり、市場心理が悪化する要因と
なった。
一方、日用品メーカーのレキット・ベンキーザーは4.8%上昇した。米医薬
品大手ファイザーのコンシューマーヘルスケア事業買収に関する協議を打ち切っ
たことで安心感が広がった。ファイザー買収のためにレキットが過度な借り入れをするこ
とや、第三者割当増資を実施する必要があるとの懸念が浮上していた。
中型株では衣料小売りのテッド・ベーカーが12.9%急落した。オンライ
ンの売り上げが増え、年間の税引き前利益は12%増加したものの、世界的に厳しい市況
だとの見通しを示したことが嫌気された。
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