株式こうみる:日米ともにきょうの下落は過剰反応=大和証 木野内氏

ロイター編集
[東京 30日 ロイター] -
<大和証券 チーフテクニカルアナリスト 木野内栄治氏>
前日の米国株式市場は厳しい動きとなったが、予想より良かった失業保険申請件数の結果を受けて債券市場は大きく変動したわけではない。株式市場にしても、本来であればこうした地合いで底堅い公共株が売られるなど、全体的な株価下落は材料に反応したというよりも、アセットの変更に伴うテクニカル的な売りに押されたとみていいだろう。
日本株にしても、月末のきょうは日経平均採用銘柄の入れ替えに絡んで、推定で約3300億円の換金売り需要があると試算されている。日米ともに、下げた背景には需給の特殊要因があるため、いずれの株価下落も材料に対して過剰反応したと言えそうだ。
もっとも、来週は特殊要因がなくなるとは言え、株価を取り巻く環境が急変した訳ではない。日本株についてはリオープン(経済再開)といった期待材料も多いが、引き続き神経質な動きになるのではないか。

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