[ロンドン 6日 ロイター] -
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終 コード
値
STOXX欧州600種 371.37 +0.50 +0.13 370.87
FTSEユーロファースト 1453.47 +1.41 +0.10 1452.06
300種
DJユーロSTOXX50 3357.86 +2.54 +0.08 3355.32
種
欧州株式市場は続伸して取引を終えた。合併・買収(M&A)への期待から製紙銘柄
が買われた。そのほか、イタリア株や自動車銘柄が持ち直し、相場を押し上げた。
イタリアの通信大手テレコム・イタリアは6.0%上昇した。「物言う株
主」の米ヘッジファンド、エリオット・アドバイザーズがテレコム・イタリアの株を取得
した。エリオットはテレコム・イタリアの企業統治と事業戦略を改善する意向を示した。
イタリアの主要株価FTSE・MIB指数は1.75%上昇し、前営業日の
落ち込みを全て取り戻した。4日実施されたイタリア総選挙(上下両院)では、両院とも
過半数を獲得する政党がないハングパーラメントとなり、相場の重しとなったものの、こ
の日は政治的先行き不透明感への懸念が後退した。証券会社シティ・インデックスの市場
アナリスト、ケン・オデルガ氏は「イタリアは何カ月もの間、手一杯な状態となるだろう
。それはある意味良いことだ。型破りな動きに出る余裕がないからだ。市場にとってはか
なりの安心材料だ」と述べる。
欧米の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は5.7%上昇した。傘下の自動車部品事業マニエッティ・マレリのスピンオフ(分離
・独立)を模索しているとの報道が材料視された。
ドイツの同業フォルクスワーゲン(VW)やダイムラー、B
MWも値上がりした。トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに高関税を課す
と表明したことが世界的な貿易摩擦に発展するとの懸念が自動車銘柄の重しとなっていた
が、米国内外からトランプ氏への反発の声が高まる中でこうした懸念が後退した。STO
XX欧州600種自動車・部品株は1.24%上昇した。
アイルランドの製紙企業スマーフィット・カッパは18.3%急騰した。同
業インターナショナル・ペーパーから受けていた買収提案を拒否したことが好感さ
れた。同業のDSスミスとモンディは5.6%と2.3%の連れ高とな
った。アセンド・マーケッツの調査部門責任者、マイク・バン・ダルケン氏は「世界的に
プラスチックから離れる動きがみられる中、製紙部門にとって統合の時期が来たのかもし
れない」と述べた。
一方、出前アプリを運営するジャスト・イートは12.6%急落。同社は20
18年に投資を増やす計画で、それによりコア利益が打撃を受けるとの発言が嫌気された
。
発電機レンタル大手アグレコは4.0%下落した。通期利益が11.8%減
となったことが売り材料だった。
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