[29日 ロイター] -
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード
終値
STOXX欧州600種 370.51 -5.39 -1.43 375.90
FTSEユーロファース 1459.70 -20.01 -1.35 1479.71
ト300種
DJユーロSTOXX5 3297.81 -51.05 -1.52 3348.86 <.STOXX50E
0種 >
欧州株式市場は続落して取引を終えた。中国のメディアが、米国への報復措置として
レアアース(希土類)の輸出制限の可能性を報じ、市場心理が悪化した。
STOXX欧州600種指数は3カ月超ぶりの安値となった。全ての部門が
マイナス圏で取引された。
中国政府は今のところ、輸出制限するかどうかを明確には述べていないが、中国メデ
ィアはその可能性を強く示唆した。実際制限した場合、米中の貿易摩擦は高まることとな
る。レアアースは、電気・ハイブリッド自動車の蓄電池やコンピュータ、風力タービン、
照明などに使われている。
通商政策に左右されやすいドイツのクセトラDAX指数は1.57%低下し
、2カ月弱ぶりの安値となった。ドイツの5月の失業者数は約2年ぶりに増加し、景気減
速が労働市場に波及しつつあることを示した。
テクノロジー株指数は2.17%低下した。中国がレアアースの輸出を制限
した場合テクノロジー部門は他と比べて打撃が大きい。
小売株指数は2.45%低下し、部門別で最も大幅に落ち込んだ。フランス
の小売り大手カジノが4.0%安となり、全体の重しとなった。中間配当を止
めたほか、格付けが引き下げられたことが嫌気された。小売大手テスコは5.2
%、スーパーマーケット大手セインズベリーは0.2%それぞれ下落した。調査
会社カンター・ワールドパネルが発表した19日までの12週間の調査によると、国内の
4大スーパーは全て市場占有率が低下した。
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